在学生・教職員/ニュース 台湾の元智大学の副学長が小原学長を表敬訪問
2019年に本学と大学間協定を締結 「交流を本格化させていきたい」と謝建興副学長
本学と大学間協定を締結している台湾の元智大学の謝建興副学長が1月24日、天白キャンパスを訪れ、小原章裕学長を表敬しました。謝副学長は「交流を本格化させていきたい」と述べて本学との間で積極的な交流の推進を期待し、小原学長も「交流をできるだけ広げていきたい」と応じました。
小原学長も「交流をできるだけ広げていきたい」
- 和やかに懇談
- 国際化推進センターからセンター長の津村文彦外国語学部教授(左端)らも同席
元智大学は大手企業グループ「遠東集団」により設立された私立大学で、1989年に「元智工学院」として開校し、2000年に「元智大学」と改称しました。台湾北西部の桃園市にあって工学部、情報学部、経営学部、人文社会学部、電気通信学部の5学部を擁し、学生数は約9,000人で、台湾教育省よりトップ大学プロジェクト対象大学として選出されています。
本学との間では、理工学部が台湾の複数の大学と実施するワークショップを通じて2016年からこれまでに8回、本学キャンパスと台湾の大学のキャンパスで学生・教員の交流があり、今年2月には9回目として、同様の研究交流を実施する予定です。
表敬訪問で謝副学長は「名城大学とは2019年に大学間協定を締結したものの、コロナ禍により、全く動くことができませんでした。これからは両大学の交流をより本格的に進めていきたい」と語り、「そのきっかけになれば」と名古屋で開催される国際学会への参加に合わせて本学を訪れたことを明かしました。
さらに謝副学長は、元智大学では台湾にある世界最大の半導体受託製造企業と連携して半導体等の製造について学ぶコースがあることを紹介し、「交換留学生として、元智大学に留学してもらえたら、そのコースを学ぶこともできますよ」と呼び掛けました。
元智大学は国内他大学とも交換留学をはじめ活発な交流を行っていることから、小原学長は他大学との交流内容について質問し、「名城大学には理工学部だけでなく、経営学部など文系学部もあるので、全学として交流を進めることができれば」と語り、小原学長も本学と元智大学との間で活発な交流を進めていくことに意欲を示しました。