在学生・教職員/ニュース 令和5年度の特別強化クラブ・強化クラブ年間活動報告会を開催

7クラブがこの1年のチーム作りや戦績、来年度の目標などを発表

「総合的な戦力はこれまでで一番でした」と報告する女子駅伝部の谷本主将(右) 「総合的な戦力はこれまでで一番でした」と報告する女子駅伝部の谷本主将(右)

令和5年度の特別強化クラブ・強化クラブ年間活動報告会が2月20日、天白キャンパスの名城ホールで開催されました。特別強化クラブの女子駅伝部と硬式野球部、強化クラブのアメリカンフットボール部と柔道部、バレーボール部、ハンドボール部、ラグビー部の代表が登壇し、この1年間のチーム作りや戦績、来年度の目標などを発表しました。

年間活動報告会は、各クラブの活動内容を知り、良いところを取り入れるなどしてお互いに高め合い、さらなる飛躍につなげるとともに、大学の関係者にアピールして理解を深めてもらうことで、大学全体で応援する環境をつくる狙いで開催しています。今年は学生や教職員約300人が参加しました。

各クラブが発表した主な内容は次の通りです。

  • アメリカンフットボール部の発表 アメリカンフットボール部の発表
  • 柔道部の発表 柔道部の発表

【アメリカンフットボール部】浅野陸人主将(経済学部3年)と足立旺士朗副将(経済学部3年)が登壇し、私生活のルールだけでなく、地域活動から見直してチームの改善につなげ、東海学生秋季リーグで全勝優勝したことを報告。来年度も「東海全勝優勝」を目標に「一戦必勝」をスローガンに掲げて「甲子園ボウルにつなげる」と意気込みました。

【柔道部】スピーチした竹中蓮騎主将(法学部3年)と竹内悠真副主務(農学部2年)は来年度に努力することとして「相手にパワーで劣らないようウエイトトレーニングの量を増やす」「学生同士での研究や分析を積極的に行い、これまで以上に切磋琢磨していく」という2点を挙げました。

【バレーボール部】東海学生リーグ戦で春は5位、秋は4位、西日本選手権大会はベスト16の成績を残した今シーズンを振り返り、髙田康平主将(経営学部3年)と岡航平副主将(経済学部3年)は来シーズンに向けて「ウエイトトレーニングの頻度・強化の増加やデータバレーの導入などに力を入れます」と強調しました。

【ハンドボール部】今年度の取り組みとしてメンバー全体の底上げやアナライジングの充実、大学生活の充実などを紹介した八田将吾主将(法学部3年)と岡本翔馬副将(法学部3年)は「成果が着実に出ており、来年度も取り組んでいきたい」と強調。「皆さんの期待に応え、目標以上の結果を残せるよう頑張ります」と誓いました。

【ラグビー部】東海学生Aリーグ優勝と大学選手権出場を目標に掲げたが、リーグ戦では2位に終わり、「目標には届かず、悔しい結果になりました」と八百夕鶴主務(経済学部3年)と林翔大副務(経済学部2年)。リーグ制覇に向けて「フィジカルを再構築し、心身ともにレベルアップを図っていきたい」と力を込めました。

【硬式野球部】岩屋翔悟主将(経済学部3年)と山本淳喜マネジャー(経営学部2年)が登壇。「主力がごっそり抜けて弱いと思われているだろうから、来年度の目標を『あっと言わせる』大作戦と決めました」と明かし、制球力の向上で投手力、選球眼の精度向上で打力を強化していく方針などを示しました。

【女子駅伝部】6年連続大学女子駅伝2冠を達成し、谷本七星主将(人間学部3年)と畑本夏萌選手(法学部3年)は「ずば抜けた選手はいないが、総合的な戦力はこれまでで一番でした」と振り返りました。そして2024年度は「学年に関係なくチームを作っていく体制・方針」を掲げたことを紹介しました。

  • バレー部の発表 バレー部の発表
  • ハンドボール部の発表 ハンドボール部の発表
  • ラグビー部の発表 ラグビー部の発表
  • 硬式野球部の発表 硬式野球部の発表
  • 女子駅伝部の発表 女子駅伝部の発表
  • 各クラブの発表を聞く学生ら 各クラブの発表を聞く学生ら

小原学長「最高のパフォーマンスで新たなシーズンを迎えて」

各クラブの発表後、小原章裕学長は「皆さんの力強い報告を聞いてチャレンジ精神いっぱいに活動していることが伝わり、うれしく思います。それぞれ自分が持っている課題を克服して、最高のパフォーマンスで新たなシーズンを迎えてください」と学生たちを激励し、全国大会で好成績を収めた女子駅伝部の谷本主将に表彰状を手渡しました。

昨年の名城大学ロゴ入りの今治製応援タオルに続き、今年は応援用のメガホン480個を寄付していただいた阪和興業株式会社(本社・大阪市中央区)の取締役専務執行役員の長嶋日出海・名古屋支社長も登壇し、「目標に向かって努力していい成果を上げることを期待しています」と述べました。

最後に、閉会のあいさつで立花貞司理事長は「女子駅伝部をはじめスポーツ面での活躍で全国に本学の名をとどろかせていることにお礼を述べたい」と感謝の言葉を口にしました。そのうえで「皆さんへの注目度がアップしており、日常生活でも責任ある行動をお願いしたい」と呼び掛けました。

報告会の終了後には、愛知県警天白署の署員による禁止薬物講習会が開かれ、大麻や覚せい剤など禁止薬物の種類や乱用の例、心身への弊害や薬物依存の怖さ、社会に与える影響、SNSには禁止薬物に関して無責任な情報があふれていることなどを学びました。

  • 学生たちを激励した小原学長 学生たちを激励した小原学長
  • 小原学長から表彰状を渡される女子駅伝部の谷本主将 小原学長から表彰状を渡される女子駅伝部の谷本主将
  • 応援メガホンを手にあいさつする長嶋支社長 応援メガホンを手にあいさつする長嶋支社長
  • 「日常生活でも責任ある行動を」と立花理事長 「日常生活でも責任ある行動を」と立花理事長
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ