在学生・教職員/ニュース ボランティア協議会 能登半島地震の被災地・富山県氷見市での第1期災害ボランティア活動を終える

2月15日~21日 壊れた家具や土砂の撤去、災害ごみの分別などに取り組む

壊れた家具の積み込み作業に取り組むメンバー 壊れた家具の積み込み作業に取り組むメンバー

本学ボランティア協議会の学生たちが2月21日、能登半島地震の被災地で本学と連携協定を締結している富山県氷見市で2月15日から続けていた災害ボランティアの第1期の活動を終えました。メンバーの大半が入れ替わって3月2日から15日までの2週間、第2期の活動を行うことにしています。

3月2日~15日に第2期の活動を予定 「注意点やコツなどを次に生かしたい」

  • 災害ごみの仮置き場で 災害ごみの仮置き場で
  • リーダーとして指示を出す高島会長 リーダーとして指示を出す高島会長

第1期には男子学生4人と女子学生3人の計7人が参加し、富山県南砺市の城端別院善徳寺で宿泊・自炊しながら連日、氷見市で活動しました。同市災害ボランティア・支えあいセンターからの依頼を受け、壊れた家財道具の運び出しや、液状化のため家の中に流入した土砂の撤去、災害ごみの分別などの作業に取り組みました。

連日のボランティア活動への参加により、グループのリーダー役を任されて10人以上のボランティアに指示を出す役割を担ったメンバーも。高島康平会長(法学部3年)は「休憩をどのように取るかなど考える機会が多かった」、安楽凌真さん(法学部3年)も「休憩時間の確保や作業の進め方を指示することの難しさがあった」と振り返っていました。

学生たちは活動を通して多くの学びを得たようで、村田咲季さん(経済学部3年)は「土日は多くのボランティアが参加しており、1人が先走ると皆が休憩を取りにくくなるので、リーダーの段取りが重要と感じた」、近藤那海さん(農学部2年)は「作業を早く効率よく進めることも大事ですが、適度なペースで進めることも重要では」と指摘しました。

また、渡辺瑛斗さん(経営学部1年)は「家財道具の搬出や土砂の撤去の際の注意点やコツなどを知ることができたので、3月の活動で生かしていきたい」、小林暖弥さん(理工学部2年)は「被災者や他のボランティアらに積極的に話しかけることでさまざまな話を伺うことができたので、あいさつをきっかけに少しずつでも会話することの重要性を感じた」と話していました。

  • 掻き出した土砂を撤去 掻き出した土砂を撤去
  • 壊れたブロック塀を廃棄 壊れたブロック塀を廃棄
  • 土のう袋を運ぶ 土のう袋を運ぶ
  • 昼食に唐揚げとアルファ米の炊き出し 昼食に唐揚げとアルファ米の炊き出し
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ