在学生・教職員/ニュース 2023年度「Enjoy Learningプロジェクト」の成果報告会を開催 15団体が発表

多彩なプレゼン資料を使って活動の内容や成果、今後の課題などを報告 

15団体が発表した成果報告会 15団体が発表した成果報告会

学生たちが課外で多様な学びに取り組む集団活動を支援する「Enjoy Learningプロジェクト」の2023年度の成果報告会が3月7日、天白キャンパス共通講義棟南で開催されました。全15団体が登壇し、この1年間の活動で得た学びや課題、今後の抱負などを発表しました。

「アンケートの回収はどう工夫した?」など具体的な質問も相次ぐ

  • 熱心に発表を聞く学生ら 熱心に発表を聞く学生ら
  • 質疑応答も活発 質疑応答も活発

「Enjoy Learningプロジェクト」は、戦略プラン「NS-26」の事業として2016年度にスタートしました。報告会は、プロジェクトに参加した団体間の交流を図るとともに、学生や教職員の前で発表することで学生たちのモチベーションを促し、プロジェクトの活性化と発展につなげる目的で開催しています。

教職員や学生らが見守る中、各団体は5分間の制限時間内にパワーポイント資料に基づいてプレゼンテーションを行い、団体の紹介や活動目標、これまでの活動の内容とその成果、今後の課題や方針などを説明しました。それぞれの発表後には質疑応答もあり、教員や他団体の学生からの質問に答えました。

このうち、古着のアップサイクルに取り組む「トップリーフ」は、「日本のタンスには約8兆円の着物が眠っている」とのデータから、新たに着物をアップサイクルしてトートバッグを作る試みに挑戦したことを紹介。日本と海外の学生をオンラインでつないだコミュニティ作りを企画する「Japonect」は、「当初の目標から海外の学生がやりたいことに目標が変わったので、目標達成度は50%」と振り返っていました。

質疑応答も活発に行われ、学生向けの栄養バランスのいいレシピ開発などを目指す「名城大学健康・栄養研究会」が学内で実施したアンケートで「720件の回答を集めた」と説明すると、会場からは「アンケートの回収はどう工夫した?」、海や河川の環境保全活動に取り組んでいる「seawase」にも中部電力との連携事業を進めていることに対して、「連携するようになったのはどんな経緯で?」と質問が出ていました。

伊川センター長「お互いに学び合ういい機会になったと思います」

最後に、講評で学務センターの伊川正樹センター長(法学部教授)は「それぞれのグループの魅力的な活動を発表していただき、また具体的な質問も多く、お互いに学び合ういい機会になったと思います」と振り返り、「取り組んできたことに大いに自信を持っていただき、今後の人生に生かしてください」と呼び掛けました。

  • プレゼン資料も多彩に プレゼン資料も多彩に
  • 講評する伊川センター長 講評する伊川センター長
  • 発表する学生たち 発表する学生たち
  • 写真や映像を活用 写真や映像を活用

       【各団体の活動内容は次の通り】(クリックすると全15団体の詳細を閲覧できます)

        

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ