在学生・教職員/ニュース 学務センターが富山県南砺市と連携協定を締結

地域活性化に向けて地域課題の解決やまちづくり、観光振興などで協力

締結式に出席した伊川センター長(右から2人目)と田中市長(同3人目)ら 締結式に出席した伊川センター長(右から2人目)と田中市長(同3人目)ら

本学学務センターは3月5日、富山県南砺市との間で地域問題の解決やまちづくり、観光振興などを目的とする連携協定を締結しました。今後、「城端曳山祭」や「ツール・ド・南砺」など同市の伝統の祭りやイベントなどに学生たちが参加するなどして、地域活性化に貢献していきます。

伊川センター長「これまでの活動に上積みして互いに良い関係を築ければ」

  • 田中市長(左)と伊川センター長 田中市長(左)と伊川センター長
  • あいさつする伊川センター長 あいさつする伊川センター長

富山県南西部に位置する南砺市は、世界遺産の五箇山合掌造り集落や砺波平野の散居村で知られ、自然豊かで伝統文化が今も色濃く残る人口約4万6000人の市です。本学と南砺市とは2023年2月から本格的な交流が始まり、同市で地域活性化を目指す学生団体「なんとかしよまいけ」をはじめ、10月までに本学関係者約250人が同市を訪れ、延べ448人が宿泊しました。

特に、10月に開催されたサイクルイベント「ツール・ド・南砺2023」では「なんとかしよまいけ」と「サイクリング同好会」がボランティアとして運営に協力し、関連の子ども向けイベントも企画。南砺市側から高い評価を受け、11月には田中幹夫市長が本学を訪問して小原章裕学長に連携協定を結ぶことを打診し、この日の締結式を迎えました。

南砺市役所で行われた式には、本学から学務センターの伊川正樹センター長(法学部教授)と犬飼斉事務部長、南砺市出身でもある樋口義博課長、中井剛・渉外アドバイザー、校友会富山県支部の吉村正雄支部長が出席。伊川センター長と田中市長が協定書を交わしました。

本学と南砺市との関係は8年前からの準硬式野球部の夏季合宿が始まりとあって、田中市長は「長いお付き合いの中から下積みがあって今日があります。学生のアイデア力で地域を活性化してもらい、学生も経験が積めるいい関係を築きたい」、伊川センター長も「学生が活動のフィールドを求めています。これまでの活動に上積みして互いに良い関係を築ければ」とともに期待を寄せました。

今後は3月27日に開催される「ツール・ド・南砺2024」の第1回実行委員会に学生4人が参加します。さらに、5月4、5日に予定されているユネスコ無形文化遺産の城端曳山祭には男子学生23人、女子学生10人が参加し、男子は曳山の引手として、女子は色とりどりの着物を着て祭の情報発信を行うことにしています。

  • 締結式 締結式
  • 城端曳山祭の寒稽古を見学 城端曳山祭の寒稽古を見学
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ