在学生・教職員/ニュース 「名城大学×愛知総合工科高校専攻科」ピア・サポート2団体が名城大学新入生支援イベントを開催
名城大学の学生協力員「ぴあさぽ」メンバー5人と、名城大学が指定管理法人を務める愛知総合工科高校専攻科のピア・サポート団体「CORE」の4人は4月24日、名城大学の新入生に対するピア・サポートを行いました。入学してから1ヶ月弱と、学生生活に慣れていない新入生を後押しするイベントとして企画され、県外出身や一人暮らしの新入生が参加しました。イベントではお互いの自己紹介の他、レクリエーションで大学に関連するクイズも出題。懇親会は打ち解けた雰囲気の中で、学生生活の不安やちょっとした疑問にピア・サポートメンバーが丁寧に答える姿が見られました。
- 新入生を交えてレクリエーション
- イベント後のリフレクションで意見交換する両団体メンバー
「ぴあさぽ」全体リーダー伊藤慶多朗さん(理工学部建築学科4年)は「慣れない環境で不安や悩みを抱えているだろう新1年生が、楽しい学生生活を過ごすには何ができるかを考えていた。『ぴあさぽ』から集まった5人は異なる学部に所属しているため、新入生の所属学部の悩みにも寄り添うことができたと思う。また、新入生支援イベントの実施経験がある専攻科の『CORE』のみなさんが進行を務めてくれたことで、新入生の緊張をほぐす、楽しいイベントの実現に繋がった」と語り、イベントの成功と団体間の強固な連携を振り返りました。
「CORE」全体リーダー中村佐和子さん(専攻科2年)は「専攻科で培った経験を生かしながら、レクリエーションでは名城大学verにアレンジしたお題を入れることで、打ち解けやすい雰囲気を作れたと思う。イベント後のアンケートで『レクリエーションが楽しかった』という声をもらうことができた。お題だけではなく、名城大学の先輩学生『ぴあさぽ』の存在も、新入生に安心感を与えたと思う」と話しました。
両団体の合同企画を名城大学で実施するのは今回が初めてで、意見交換を繰り返しながら企画内容を検討。「CORE」のメンバーは名城大学に出向きポスター掲示も協力するなど、準備から当日まで高大連携を図りながら、一つのピア・サポート組織として結束力も高めました。イベント後のリフレクションでも「今回のイベントは『ぴあさぽ』の親しみやすさと『CORE』の企画力が相乗効果を生み出した」「両団体のチームワークを発揮する体制を整えて、ピア・サポーター一人一人の魅力を活動に反映していきたい」という声が相次ぎ、引き続き連携していくことが確認されました。
この取り組みの様子は愛知総合工科高等学校専攻科のウェブサイト「専攻科の日常」でも取り上げています。
「学生同士の思いやりの風土を醸成」するべく、学生支援活動や他大学との交流を実施している他、コミュニケーション力、リーダー力養成に向けた各種研修を企画・運営・受講することで、仲間(ピア)をサポートし、キャンパスライフをより充実させる活動をしています。