トップページ/受賞 薬学部の加藤拓真さんが第8回日本精神薬学会総会・学術集会で日本精神薬学賞(学生の部)を受賞

受賞者

加藤拓真さん(薬学部薬学科6年、病態解析学Ⅰ研究室)

受賞名

第8回日本精神薬学会総会・学術集会 日本精神薬学賞(学生の部)

受賞日

2024年9月22日

受賞テーマ

プロトカドヘリン15(Pcdh15)遺伝子変異マウスにおける高次脳機能と脳内アミノ酸神経の変容

第8回日本精神薬学会総会・学術集会(JSPP)が「無限の可能性を求めて創る精神科薬薬連携~さぁ、Next Stageへ~」をテーマに開催されました。本大会は全国より精神薬学を専門とする薬局・病院の臨床薬剤師や大学・企業の基礎研究者・教員・学生が一堂に会し、これまでの薬薬連携の在り方を見直し、精神科医療に関わる病院薬剤師と薬局薬剤師がさらに綿密な連携を取り合い、新しい形態の薬薬連携が創出されることを目的としています。
本賞は、JSPPにおいて優れた一般演題(ポスター)を対象として日本精神薬学会から授与されます。
双極症の患者にみられるPCDH15遺伝子の変異による影響をモデルマウスで再現し、高次脳機能に関わる行動学的解析および脳内(前頭前皮質、側坐核、線条体、海馬、扁桃体タンパク質の発現解析を行い、双極症様の行動異常が一部、治療薬で緩解したことを見出しました。本件は双極症の病態解明の糸口となることが期待されます。

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