トップページ/クラブ 女子駅伝部が8連覇をかけ、全日本女子駅伝に挑む

10月27日に仙台市で開催される第42回全日本大学女子駅伝対校選手権大会のプレスインタビューと開会式が10月26日、同市のホテルで行われました。

アンカー勝負。伸びた選手は2区の上野選手

本学女子駅伝部は1995年に部員2名からスタートし、今年で創部30年。創部5年目で全日本大学女子駅伝に初出場し、今回で26年連続26回目の出場となり、8年連続9回目の優勝を目指します。
10月26日のプレスインタビューでチーム状況を尋ねられた米田勝朗監督(法学部教授)は、「前半のトラックシーズンでは調子が上がらなかったが、10月に入ってからは昨年以上の仕上がり」と自信を覗かせ、レース展開については「6区のアンカー勝負。6区の谷本に先頭から30秒以内で襷をつなげられれば、谷本が逆転してくれるだろう」と信頼を口にしました。髙橋尚子さんから、今年一番伸びた選手を問われると「2区を走る上野寧々」ときっぱり。「スポーツ推薦からではなく、自分から入りたいと入部した部員。夏合宿以降に5000mで自己ベストを30秒縮め、努力は報われると証明した。相当緊張するだろうが、楽しんで走ってほしい」と初出場のメンバーに期待を寄せました。

  • 髙橋尚子さんからの質問に答える米田監督 髙橋尚子さんからの質問に答える米田監督
  • 選手宣誓を行う谷本キャプテン 選手宣誓を行う谷本キャプテン

感謝の気持ちを胸に、自分たちの限界に挑みます

開会式で選手宣誓を担った谷本七星キャプテンは「ここに立てるのは私たちだけの努力ではなく、支えてくださる方々に感謝申し上げます」と述べ、今年パリオリンピックが開催されたことにも触れ「名城大学卒業の山本有真選手をはじめ、この仙台の地を駆け抜けた選手が数多く出場されました。私たちも先輩方の姿を追いかけ、世界へ羽ばたいていきたい」とし、「明日は感謝の気持ちを胸に、自分たちの限界に挑みます。応援して下さる方に、たくさんの勇気や感動を与えられるような大会にします」と力強く宣誓を行いました。

矢嶋部長「培った力を信じて。ゴールで待っています」

10月28日夕方、宿泊先のホテルで大会前最後のミーティングが行われました。女子駅伝部の矢嶋光部長(法学部准教授)「これまで培ってきた力がある。それを信じて走れば必ず結果はついてくる。私も選手の皆さんのその力を信じてゴールで待っています」と話し、応援に駆け付けた女子駅伝部のスポンサーを務める株式会社コメダの山本智英取締役は「今日大リーグのワールドシリーズが開幕した。駅伝の大会は世界にないため、これはワールドシリーズと同じ世界大学女子駅伝とも言える。日本一を上回る世界一を目指して頑張ってください」と激励しました。

また女子駅伝部の食事のサポートを続ける名古屋学芸大学の福岡ゼミも現地入り。ゼミ長は「選手の皆さんが大好きで、美味しいごはん食べてもらいたいと思ってここまできました。明日もみんなの笑顔が見たいので、一番で帰ってきてください」とあいさつしました。

  • 激励の挨拶をする矢嶋部長 激励の挨拶をする矢嶋部長
  • 矢嶋部長からゼッケンを受け取る瀬木選手 矢嶋部長からゼッケンを受け取る瀬木選手

谷本キャプテン「この駅伝だけは私が主役」

ミーティングで米田監督は、「6月に入っても調子が上がらず、今年は厳しいと思っていた。ケガ人も出る中で、ここにきて上野寧々の調子が上がり、本人の頑張りと共にこれはチーム力ともいえる。間違いなく、昨年よりチーム状態はいい」としながらも、「完璧な襷リレーができたとしても、抜け出すことはない。各区間で競り合う苦しい時に、1秒でも離されないよう粘れるかが勝負。一人ひとりが持っている力を出し切って、アンカーの谷本につなごう」と話しました。谷本キャプテンは「この駅伝だけは私たちが主役で譲れない。私たちを支えてくれているチーム名城のことを思い、チームスローガンの“感謝を胸に”の気持ちで走ろう」と呼び掛けました。

明日の大会は弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)を10月27日12時10分スタートし、6区38.0kmのコースで行われます。レースの様子は日本テレビ系全国ネット(東海地区は中京テレビ)で12時から生中継されます。応援よろしくお願いいたします。 

  • 思いを伝える米田監督 思いを伝える米田監督
  • 激励に駆け付けた株式会社コメダの山本取締役 激励に駆け付けた株式会社コメダの山本取締役
  • メディアからの取材を受ける上野選手 メディアからの取材を受ける上野選手
  • 名古屋学芸大学の福岡ゼミからお守りのプレゼント 名古屋学芸大学の福岡ゼミからお守りのプレゼント
  • お守りを手にする谷本キャプテン お守りを手にする谷本キャプテン

第42回全日本大学女子駅伝 出場選手

1区(6.6km) 米澤 奈々香 人間学部・人間学科・3年
2区(4.0km) 上野 寧々 人間学部・人間学科・3年
3区(5.8km) 石松 愛朱加 人間学部・人間学科・3年
4区(4.8km) 瀬木 彩花 法学部・法学科・2年
5区(9.2km) 原田 紗希 法学部・法学科・3年
6区(7.6km) 谷本 七星 人間学部・人間学科・4年

MEIJO DIAMOND vol.3「チーム一丸、全日本8連覇へ挑戦」

女子駅伝部応援特設サイト「GOAL WIHT YELL! 」

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