トップページ/ニュース 連携協定を結ぶ富山県南砺市城端地域の「城端曳山祭」で学生ら45人が参加

本学学務センターの連携協定先である富山県南砺市で5月4日・5日、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「城端曳山祭」が開催され、本学から学生と職員あわせて45人が参加しました。
男子学生は6町の曳山を引き回し、女子学生は着物で祭りをPR
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着物姿で街を歩く女子学生
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曳山を引く学生たち
学生らは4日午前に大学を出発し、午後に現地に到着。曳山会館で南砺市城端地区の歴史や300年続く祭について学んだ後、男子学生は各町の責任者から翌日の巡行の説明を受けました。夕食後には観光ガイドの案内で祭り前夜の賑わいを楽しむ「前夜祭」を巡り、現地ならではの雰囲気を堪能。またこの前夜祭では、女子学生が観客に向けて祭りの見どころやスケジュールなどをアナウンスし、進行の一端を担いました。
5日は宿泊先の善徳寺の早朝鐘打ちを合図に活動を開始。男子学生は6町の曳山に分かれて参加し、重さ8トンを超える曳山を地元の曳き手と力を合わせて市街地を引き回しました。女子学生は、着物に着替えて町を巡りながらSNSで祭りをPRしたほか、地元婦人会が運営するカフェのお手伝いとして、接客や給仕などを行い、地域住民や観光客との交流を深めました。また、当日も女子学生が会場アナウンスを担当し、来場者に向けて祭りの進行案内や雰囲気づくりに貢献しました。 夜には「提灯山(ちょうちんやま)」も行われ、幻想的な灯りが城端の夜を彩りました。
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引手として気合を入れる学生たち
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曳山会館で説明を受ける
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曳山の全景
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天白キャンパスで実施した「兄貴のたこ焼き」にきてくれた兄貴と再会
渡辺代表「今後とも南砺市の魅力に触れながら、地域を元気にする活動を続けたい」
参加した学生は、「未体験の文化を肌で感じることができ、とても充実した時間を過ごせた」「着物を着て町を巡るのが楽しく、地域文化に触れる貴重な体験になった」「普段はできない体験ばかりで、祭全体の雰囲気がとても楽しかった」といった声が相次ぎました。
今回の活動を取りまとめた、名城大学ボランティア協議会社会連携部門代表の渡辺瑛斗さん(経営学部3年)は、「一昨年からお世話になっている南砺市で、地元の祭を通して地域の方々と一緒に盛り上がることができて嬉しいです。今後とも南砺市の魅力に触れながら、地域を元気にする活動を続けていきたいです」と意欲も語りました。