トップページ/ニュース 天白キャンパスで電動キックボードの試乗体験会を開催
正しい乗り方やルールを学んでもらおうと天白警察署とボランティア協議会が企画

電動キックボードなどの「特定小型原動機付自転車」の交通安全教室が5月9日、天白キャンパスで開催され、学生たちが電動キックボードの試乗体験をしました。2023年7月の改正道路交通法施行に伴い、一定の要件を満たせば免許不要で運転ができるため、正しい乗り方や交通ルールを学生たちに学んでもらおうと、天白警察署と学生団体「ボランティア協議会」が合同で企画しました。
「こんなにスピードが出るとは思わなかった」「曲がるときが怖かった」と学生たち
-
試乗する学生
-
電動キックボードに関するクイズもタブレットに用意
交通安全教室などで電動キックボードについて学ぶ機会が少ない学生たちのため、改正道路交通法の施行直後の2023年7月と2024年5月に続いての開催で、天白署員とボランティア協議会の学生約20人が参加。共通講義棟南の南側に設けたコースでは試乗体験に加えて、電動キックボードの安全な乗り方など紹介する動画を流し、ボランティア協議会のメンバーが作った電動キックボードの最高速度などを〇×で答えるクイズも用意しました。
コースではヘルメットをかぶった昼休み中の学生たちが、天白署員から操作の方法や安全な乗り方などを教わった後、電動キックボードに乗って次々に走行しました。すぐに操作に慣れてスイスイと自在に走る学生もいれば、うまく曲がれずにコースから大きく外れる学生も。「こんなにスピードが出るとは思わなかった」「まっすぐ走ると爽快感があったけれど、曲がるときは怖かった」などと感想を話していました。
「電動キックボードを使うのは主に20代の若者で、学生の皆さんに電動キックボードに関係する法律やルールを知ってもらい、それを守ってもらうために体験会を企画しました」と天白署員。「慣れれば簡単に乗ることができますが、遊びの延長で電動キックボードに乗るのは危なく、一方通行を逆走したり、歩行者とぶつかりそうになったりした事例が起きています」と注意を呼び掛けていました。
-
スイスイと走る学生
-
次々と試乗体験