トップページ/クラブ 【ハンドボール部】春季リーグ戦で6季ぶりの全勝優勝!!

ハンドボール部は、令和7年度(2025年度)東海学生春季リーグ戦において、全勝(9勝0敗)での優勝を果たしました。本学の春季リーグ優勝は2019年以来6季ぶりであり、今季は「走る」「つなぐ」「守る」を体現し、全試合を通じて高い集中力と一体感を持って戦い抜きました。
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キャプテンの宮城海士さん
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副キャプテンの永田侑杏さん
■リーグ戦の闘い
リーグは4月12日に開幕。本学は岐阜大学との初戦から安定したパフォーマンスを続け、要所での連携と高い個人技で全9試合を制しました。特に、大同大学戦や中部大学戦といった強豪との接戦を制したことが、優勝への流れを決定づけました。
■最終戦で見せた粘りと集中力
全勝同士の対戦となった最終日の中京大学戦は、前半に3点をリードされる苦しい展開となりました。しかし、ハーフタイムで守備の連携を再確認し、後半立ち上がりからはディフェンスの動きが格段に向上。鋭い当たりと素早いカバーリングで相手の攻撃を封じ、主将・宮城選手を中心に速攻でリズムをつかんで追いつき、ついに逆転。最後まで気の抜けない攻防が続きましたが、1点差での勝利をもぎ取り、見事な全勝優勝でリーグを締めくくりました。
試合 | 対戦カード | 結果 |
第1戦 | 名城大学 VS 岐阜大学 |
41(22-5:19-10)15 |
第2戦 |
名城大学 VS 愛知教育大学 |
42(23-15:19-8)23 |
第3戦 | 名城大学 VS 愛知産業大学 | 51(23- 9:28- 8)17 |
第4戦 |
名城大学 VS 岐阜聖徳学園大学 |
41(18-11:23-19)30 |
第5戦 | 名城大学 VS 朝日大学 | 41(17-10:24-21)31 |
第6戦 | 名城大学 VS 愛知大学 | 45(23-15:22-20)35 |
第7戦 |
名城大学 VS 中部大学 |
29(17-10:12-17)27 |
第8戦 |
名城大学 VS 大同大学 |
35(17-12:18-13)25 |
第9戦 | 名城大学 VS 中京大学 | 31(15-18:16-12)30 |
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ゲーム前の集合
■全勝優勝の裏側
全試合で勝利を収めた今季。チームを率いた本山慶樹監督(施設部施設課長)は、「この全勝優勝は、選手たちが“目の前の試合に全力を尽くす”という想いで日々の練習に取り組んできた結果です。ただ勝つことだけでなく、しっかり準備をして、どのように勝つかにこだわってきました。選手たちはその姿勢をコートで体現してくれました」と語り、勝利の裏にある日々の努力と積み重ねを称えました。
また、キャプテンの宮城海士選手(法学部4年)は、「今季は“チーム全員で戦う”ことを強く意識して挑みました。中京大学との最終戦のような厳しい展開もありましたが、全員で声を掛け合い、集中を切らさずに逆転勝利できたことは大きな自信となりました。支えてくださった皆様、本当にありがとうございました」と語り、チームへの誇りと周囲への感謝を口にしました。
表彰式では、本学から以下の選手達が表彰されました。(CP:コートプレーヤー、GK:ゴールキーパー)
最優秀選手賞 | CP 宮城海士(法学部4年) |
優秀選手賞 |
CP 永田侑杏(法学部4年) |
GK 米田昇平(法学部3年) | |
CP 松岡凌汰(法学部3年) | |
最優秀審判賞 | CP 松本直也(情報工学部2年) |
次は8月の西日本インカレ(福岡県福岡市で開催)に出場します。さらにチームとして成長し、3年ぶりの優勝を目指して全力でプレーしますので、引き続き応援よろしくお願いいたします。
<名城大学ハンドボール部>
1966年創部。リーグ戦は、これまで春季16回、秋季12回。西日本インカレは、2022年に優勝、準優勝6回、第3位13回。1995年に全日本インカレ優勝、98年に準優勝、第3位1回、第4位2回で、35回連続出場中。
また95年に全日本総合ハンドボール選手権大会(現日本選手権)で第3位の戦績を残す。
主な卒業生に山本伸二さん(ロスオリンピック出場、元湧永製薬、法学部卒)、立木浩二さん(ソウルオリンピック出場、元本田技研鈴鹿、法学部卒)、石黒理久さん(アルバモス大阪CP、法学部卒)、山崎佑真さん(大崎オーソル埼玉CP、法学部卒)、岡本翔馬さん(ブレイブキンブス刈谷CP、法学部卒)、佐藤智仁さん(ジークスター東京監督、法学部卒)らがいる。