トップページ/ニュース 「Enjoy Learning プロジェクト」の助成決定通知書を授与 令和7年度は16団体に

学生による課外での多様な学びに取り組む集団活動を支援する「Enjoy Learning プロジェクト」の令和7年度の採用団体として16団体が採択され、天白キャンパス共通講義棟南で6月5日、各団体の代表者に学務センターの伊藤志のぶセンター長(経済学部教授)から助成決定通知書が手渡されました。
今年度は22件の申請があり、書類選考と面接で採用団体を決定。16団体の内訳は、「地域共創隊WITH」や「Idea×Tech」「もじもじ」「竹あかり」「おくすり110番」など先輩から引き継いで活動を続けている9団体と、「メイジョウ調査団」や「学び輪プロジェクト」「やまぞえAction Lab」「孫の宅急便(まごたく)」など新規7団体です。
式では、助成決定通知書が授与された後、伊藤センター長が「皆さんのグループ内だけでなく、違うグループとも接点を持って活動を広げていってください。そして、何かの形で周囲に還元していくことを意識し、社会や人のために役に立とうと思ってプロジェクトを進めてください」と激励しました。
【採択された16団体と企画の名称・内容】
企画名称 | 団体名 | 企画内容 |
AS運用を通じたインターネット技術の実践的な学習 | JONET | ASを運用することにより、座学で学ぶ以上にインターネットがどのようにつながっているのか実践的に理解し学習する |
チームでエンターテインメントを創りながら技術を磨き、人々に届けて感動を共有する | Artechs | チームでのエンタメコンテンツの制作・発信を軸に活動。コミュニティ全体の制作力と技術力の向上を目指す |
おくすり教室2025ー体験して納得!薬の疑問 |
おくすり110番 | 地域の方々と「くすり実験教室」を通じて交流し、地域に貢献できる医療人としての役割を自覚し、コミュニティを形成する |
様々なアイデアをプロダクトとして形にするコミュニティ | Idea×Tech | 学生同士で協力し様々なアイデアを形にしていくことを通じ、開発の楽しさを知り、技術力の向上を目指す |
IVRCを通したVR作品の制作とVRを学ぶ学生同士のコミュニティ形成 | 眠れぬ獅子 | IVRCを通してVR技術等を学び作品を制作しながら、VR分野に携わる学生とのコミュニティを形成していく |
名城大学の食を楽しむWebマップ「MeijoSpot」制作プロジェクト | メイジョウ調査団 | Web制作を通じて情報技術を実践的に学び、名城大学内及び周辺地域の飲食店情報を発信・共有する |
まちのーと | 学び輪プロジェクト | 能登半島地震・豪雨被災地の復旧・復興活動に携わりながら、倒木・流木等を活用した新しいまちづくりに地元有志と共に取り組む |
写真、映像制作を通じた地域活性化プロジェクト | Link Moment | 学生が主体となって映像制作を行い、地域イベントや企業、文化・歴史の魅力を発信することで、地域活性化と大学・地域連携を図る。さらに、本プロジェクトを通じて、写真、映像スキルの向上と大学の魅力発信にも貢献する |
フードロスマッチング | なごめ【名城大学支部】 | 生産現場でのフードロス削減を目指し、学生が農業体験を通じて生産現場を学び、社会課題への理解を深めるコミュニティを形成し、農業を起点としたフードロス削減の新たなモデルを実践的に創出する |
孫世代からシニア世代に「その人らしいQOL」を届けるプロジェクト | 孫の宅配便(まごたく) | 高齢者の日常生活の現状を把握する中で、共に探し見つけた「その人らしいQOL」を還元し、その先につなげていく |
つながるローカル・ラボ | 地域共創隊WITH | これまでの活動で得た学び・リソースを結集し、本団体が起点となり、地域に関わる人たちとの共創活動を通して地域活性化を目指す |
河川や海の環境保全活動 | seawase | 様々な地域における河川や砂浜の清掃活動を通じて、抱えている水環境の問題について学び、その対策を考え実践する |
もじもじ編集室 | もじもじ | 大学内で「書くこと」を軸にしたコミュニティを形成し、他者との関係性の中で育まれた学生の声を記録・編集し、書籍化する |
地域のリアルから、一歩を踏み出す~山添村で関係人口になる体験~ | やまぞえAction Lab | 山添村で地域課題に触れ、主体的に関わり、継続的な関係人口形成を目指す |
有松ミチアカリ~繋がりの灯~(2025年度) | 竹あかり | 「竹あかり」と呼ばれる照明オブジェで日本遺産有松の夜を照らし出すプロジェクト。地域住民との意見交換を行いながら、オブジェも設計・制作を行う |
繋がる繋げるコミュニティイベント 自分に合ったコミュニティづくり | ThreeCs | 地域の方々や名城大学生間で学部を問わず交流する場を創出することで、サードプレイスや居場所を作り、相補性のあるあらたんコミュニティを創ることで、知見と多角的な視点を得る |
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伊藤センター長から決定通知書を受け取る団体の代表
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学生たちを激励する伊藤センター長