トップページ/ニュース 農学部附属農場で恒例の田植祭を開催
梅雨の晴れ間が時折のぞく中 学生や大学院生、附属高校生ら約200人が参加

春日井(鷹来)キャンパス農学部付属農場で6月21日、恒例の田植祭が開催され、農学部の教職員や大学院生、学生、附属高校の生徒ら約200人が参加し、真夏を思わせる梅雨の晴れ間が時折のぞく中、熱中症に注意しながら手植えによる田植え作業に汗を流しました。
品種「あいちのかおり」を丁寧に手植え 10月には収穫祭を開催
作業の前に、氏田稔農学部長、小原章裕専務理事、附属農場長の林利哉教授が「今、備蓄米のニュースが盛んに報じられているが、農学部で学ぶ私たちは米はどう保存し、どうスーパーに並び、どう値段がつけられるのかを考えたり、調べたりするきっかけにしてほしい」などとあいさつ。熱中症への注意も呼びかけられました。
この後、農場の担当者から「苗は3本から4、5本取って赤い印の真下に植えて」「植えたら足跡を消しながら一歩下がって」などと田植えの方法の説明を聞いた後、参加者は裸足になり、土のぬるぬるした感触に歓声を上げながら水田の中へ。泥に足を取られたりしながらも、横一列になって品種「あいちのかおり」を丁寧に植えていきました。
作業は40分余りで終わり、参加者には昨年10月に附属農場で収穫された米で作ったおにぎりがふるまわれました。今年10月には、この日田植えをして育てた稲を刈る収穫祭を開催する予定です。
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横一列に並んで作業
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水田いっぱいに広がって田植えをする参加者
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苗を手にする学生たち
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田植えが終わり、苗を踏まないように水田から出る
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田植えの方法を説明
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あいさつする氏田学部長
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あいさつする小原専務理事
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あいさつする林農場長