トップページ/ニュース 半歩先を行く学生のリアルを知るイベントで「株トラカップ」組織委員会代表の片野さんが講演

講演した片野さん 講演した片野さん
ファシリテーターを務めた川島一馬さん(経営学部2年) ファシリテーターを務めた川島一馬さん(経営学部2年)

起業に関心のある学生らが集うコミュニティ「MEIJO STARTUP CLUB」が6月30日、天白キャンパスの起業活動拠点ものづくりスペースM-STUDIOで半歩先を行く学生のリアルを知るイベント「DASH」を開催し、学部1・2年生を中心に7人が参加しました。

「MEIJO STARTUP CLUB」は、学外のビジネスコンテスト等への参加やメンバー同士での学び合いを通じて、起業に必要なスキルやマインドを身につけようと2019年から活動を続けています。
今回のイベントは、挑戦するきっかけや熱意を持った学生と交流したい学生向けに、在学生で株式売買シミュレーターを使った中学・高校・大学生による投資パフォーマンスを競う大会「株トラカップ」の組織委員会代表で、金融リテラシー向上を目指す学生団体「未来金融研究部」の名城大学支部長の片野源也さん(経営学部4年)をトークゲストに迎え、開催されました。

片野さん「一歩目が出れば、二歩目、三歩目は自然と出る」

  • 「まずは『はじめる人100人』へ」と呼び掛ける片野さん 「まずは『はじめる人100人』へ」と呼び掛ける片野さん
  • グループワークの様子 グループワークの様子

片野さんは高校時代から母親の影響で投資に興味を持ち、本学入学後、本学公認サークルの「証券研究会」に入部。サークルとして初めて参加した「株トラカップ」で見事入賞を果たしました。そこで当時の「未来金融研究部」代表で学生起業家だった他大学の先輩に出会います。

「最初は何もできなかった」と語る片野さんですが、その先輩から「“やりたいこと“と”やれること“には差がある。やれることを一つ一つやっていくことが大切」とアドバイスを受け、行動を続けていくうちに仲間が増え、名古屋で生まれた「未来金融研究部」は現在、全国の26大学に支部を持つまでに拡大。主な活動は、上場企業への取材や「株トラカップ」の主催、中・高での出張授業などで、出張授業で聴講してくれた生徒は数千人に上ると言います。

片野さんは「私は『したい人10,000人、はじめる人100人、続ける人1人』を皆さんに伝えたい。私は今、『続ける人』になりつつあると思っています。皆さんもまずは『はじめる人100人』になってください」と呼び掛け、参加者からの「挑戦する上で大切にしていることは?」の質問には、「まずは一歩を踏み出すこと。背中を押されて一歩が出れば、二歩目、三歩目は足が自然と出るのと同じ」と話しました。

その後、グループワークや交流の時間も設けられ、参加学生同士の刺激し合う機会にもなり、新たな繋がりを生むきっかけにもなりました。

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