トップページ/ニュース 天白キャンパスで応用物理学会が「第86回秋季学術講演会」を開催
講演数は3711件 オンラインを含めて約8400人が参加して活発に討論
公益社団法人応用物理学会主催の「第86回応用物理学会秋季学術講演会」が9月7日から10日までの4日間、本学の天白キャンパスで開催されました。本学理工学部電気電子工学科の伊藤昌文教授が現地実行委員会の委員長を務め、オンラインを含めて全国の大学の教員や学生、企業の研究者ら約8400人が参加しました。
飯島終身教授が招待講演 大野特任教授は公開シンポジウムで登壇
秋季学術講演会では4日間で3711件の講演(うち招待講演は346件)と活発な討論が行われ、本学の飯島澄男終身教授は9日に共通講義棟南で行われた「カーボンナノチューブ、他のナノカーボン材料」セッションで、「カーボンナノチューブ:過去・現在・未来」と題して招待講演。1980年代に始まり、1991年のカーボンナノチューブ(CNT)の発見に至るナノサイエンスの研究の変遷などを解説し、CNTに白色LEDの光を当てると音が出る現象の研究についても紹介しました。
また、日本学術会議と応用物理学会が主催して8日に名城ホールで開催した公開シンポジウム「才能が芽吹く大学入試へ:日本の科学技術と大学教育のこれから」には、東北大学の前総長で本学の大野英男特任教授が登壇し「多様な才能が開花する入試と教育に向けて」とのテーマで講演。大野特任教授は「国際卓越研究大学」の第1号に認定された東北大学での多面的・総合的な入学選抜の推進や研究大学にふさわしい学部・大学院改革などについて解説しました。
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飯島終身教授
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大野特任教授