トップページ/ニュース ボランティア協議会が連携協定を締結する富山県南砺市の伝統行事「城端むぎや祭」に参加

「伝来100周年の記念の年 盛り上げてほしい」との町の要望を受けて参加

総踊りを終えた学生ら 総踊りを終えた学生ら

本学学務センターと連携協定を締結している富山県南砺市の城端地域で9月14日に開催された「城端むぎや祭」に、本学ボランティア協議会の学生20人と卒業生が初めて参加し、浴衣姿で運営を手伝ったり、総踊りに参加したりして、越中の小京都・城端に秋の訪れを告げる伝統の行事を盛り上げました。

カフェの給仕や売り子として活躍 踊り講習会では最前列で盛り上げ役に

  • むぎや踊り講習会 むぎや踊り講習会
  • 善徳寺の本会場 善徳寺の本会場

城端むぎや祭は、南砺市の山間にある五箇山地区で古くから歌い継がれてきた民謡「麦屋節」に合わせて踊る伝統の行事で、哀愁を帯びた旋律と菅笠にはかま姿の男衆の勇壮な踊りが多くの人々を魅了し続けています。今年は城端地域に「麦屋節」が伝わってちょうど100年の節目の年となりました。

学生たちは13日夕に南砺市入りし、14日は朝から、午後に始まる祭本番に向けて女子学生は浴衣姿になり、男子学生は運営を手伝う地元婦人会の「じょうはな庵かふぇ」や祭の本会場の城端別院善徳寺の前などでブースを設置するなど準備を進め、午後1時に「むぎや踊り講習会」でいよいよ祭が始まると、学生12人が最前列で盛り上げ役を買って出ました。

さらに、学生たちは「じょうはな庵かふぇ」や天白キャンパスでの出張出店でおなじみの市商工会青年部による「兄貴のたこ焼き」で、給仕や売り子として活躍。善徳寺の大広間ではゆったりとした雰囲気の中で食事と踊りを楽しめる「お座敷むぎや」が初めて行われましたが、本学の学生たちがお膳を給仕するなどして好評を得ました。

このほか、善徳寺の山門横ではボランティア協議会が支援を続けている能登半島地震・豪雨災害の支援募金も呼びかけ、募金をしてくれた方が学生が扮する踊り子と記念撮影できるブースも人気を呼んでいました。祭は午後8時にクライマックスを迎え、中心部では観光客も参加して踊り続ける「総おどり」が始まると、学生たちも全員が参加し、午後10時の終了まで踊り続けました。

渡辺会長「来年はむぎや踊りを覚えて、もっと多くの学生で盛り上げたい」

ボランティア協議会の渡辺瑛斗会長(経営学部3年)は「『城端伝来100周年の記念の年で盛り上げてほしい』と町の皆さんから要望があり、参加を決めました。朝から雨が降って心配しましたが、途中から晴れて、人も増えて盛り上がってよかったです。来年はむぎや踊りを覚えて、もっと多くの学生で盛り上げたいと思います」と話していました。

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  • 復興支援の募金も呼びかけ 復興支援の募金も呼びかけ
  • 寄付者と記念撮影 寄付者と記念撮影
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