トップページ/受賞 薬学部の村松愛美さんがフォーラム2025:衛生薬学・環境トキシコロジー実行委員長賞を受賞

受賞者

村松愛美さん(薬学部薬学科6年、衛生化学研究室)

受賞名

フォーラム2025:衛生薬学・環境トキシコロジー 実行委員長賞

受賞日

2025年9月10日

受賞テーマ

LC-MS/MSを用いたRNA中脱塩基部位の絶対定量とDNA修復酵素APE1阻害による増加

当研究室の学部学生が、日本薬学会環境・衛生部会より「実行委員長賞」を受賞しました。
日本薬学会環境・衛生部会では、優れた研究を行った学部学生に「新人賞」が授与されます。選考は若手研究者活性化小委員会によって行われますが、その過程で新人賞には惜しくも届かなかったものの、将来が期待される優秀な学生に対して「実行委員長賞」が授与されます。
今回受賞した研究では、RNAに生じる「脱塩基損傷」と呼ばれる傷を、非常に高い感度と選択性で測定する方法を新たに開発しました。この方法を使って、細胞内での損傷の分布や変化を詳しく調べた結果、DNAの修復に関わる酵素が、RNAの修復にも関与している可能性が示されました。
これらの成果は、RNAの損傷が関係する病気の仕組みを解明する手がかりとなることが期待されます。

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