トップページ/受賞 農学研究科の森亘輝さんがHindgut Club Japan2025で第27回ハインドガット倶楽部奨励賞を受賞

受賞者

森亘輝さん(農学研究科農学専攻修士2年、食品機能学研究室=長澤麻央助教・林利哉教授)

受賞名

Hindgut Club Japan2025 第27回ハインドガット倶楽部奨励賞

受賞日

2025年12月6日

受賞テーマ

塩麴浸漬ささみ肉は社会的敗北ストレスに起因する精神疾患様症状に対し予防効果を示すのか

Hindgut Club Japan 2025において、農学研究科の森亘輝さんが奨励賞を受賞しました。近年、パワハラに起因する精神疾患の増加が社会問題となっています。本研究では、人間社会におけるパワハラをマウスで再現した「慢性社会的敗北ストレスモデル」を用い、塩麴浸漬ささみ肉の摂取が脳機能障害予防効果をもつか検証しました。ストレス負荷前に塩麴浸漬ささみ肉を摂取させることで、本来生じるはずのうつ様症状や社会性行動の異常が抑えられる可能性が示されました。さらに、ストレス応答や神経炎症、シナプス可塑性などに関わる遺伝子発現も正常値へと回復することが確認されました。本研究成果は、毎日の食事がストレスに起因する脳機能障害の発症を予防できる可能性を示す重要な成果です。

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