トップページ/ニュース 【女子駅伝部】粘りの継走、4位でフィニッシュ
「王座奪還」の目標は次年度に繰り越し
名城大学女子駅伝部は12月30日、静岡県の富士宮市・富士市で開催された2025全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)に出場し、2時間24分34秒で4位でした。
富士山本宮浅間大社をスタート、富士総合運動公園陸上競技場をフィニッシュとする7区間43.4kmのコースで24チームが競い、10月下旬の全日本大学女子駅伝を制していた城西大学が2時間22分36秒で優勝。東北福祉大学が2時間22分47秒で2位、大東文化大学が2時間23分10秒で3位に続き、前回覇者の立命館大学が2時間25分39秒で本学に次ぐ5位でした。
本学の1区(4.1km)は大学での全国駅伝デビューとなった1年生の金森詩絵菜選手(人間学部)が務め、先頭に立った立命館大学から6秒差の4位(12分53秒)という好発進をしました。
2区から4区までは4年生トリオがリレー。前半の重要区間となる2区(6.8㎞)は大河原萌花選手(法学部)が担い、順位を3つ下げて7位に後退。区間成績は12位(21分45秒)でした。この区間でトップに立った城西大学との差は1分11秒となりました。最短3.3kmの3区は石松愛朱加選手(人間学部)が担当。区間13位(10分33秒)の走りで順位を1つ落とし、トップから1分30秒差の8位でつなぎました。
4区(4.4km)では主将の米澤奈々香選手(人間学部)が4チームをかわす区間1位(14分14秒)の力走で4位に浮上。首位・城西大学との差を1分02秒に縮めました。
最長10.5kmの5区は、1年生の細見芽生選手(人間学部1年)が出走しました。前方では大東文化大学のケニア人留学生が先頭を奪い、東北福祉大学、城西大学がそれを追走。本学は首位から1分39秒差の4位で中継し、細見選手は各チームのエースに対峙して区間3位(34分53秒)と健闘しました。
6区(6.0km)では山田未唯選手(人間学部3年)が4位の順位をキープし、首位の大東文化大学から1分57秒差でアンカーにリレー。区間成績は6位(20分14秒)でした。
高低差169mの厳しい上りコースの7区(8.3km)は1年生の橋本和叶選手(法学部)が出走しました。前方では上位3チームの順位が入れ替わり、優勝争いは大激戦。橋本選手はきつい上り坂での単独走に耐え、区間3位(30分02秒)にまとめて4位の順位を守り抜いてフィニッシュしました。
本学女子駅伝部は「王座奪還」の目標を掲げて1年間励んで参りましたが、今年はそれを達成することはできませんでした。もう一度優勝を取り戻すべく精進いたしますので、どうか今後も変わらぬ応援をお願いいたします。本年も皆さまからの温かいご声援、ありがとうございました。
2025全日本大学女子選抜駅伝 総合成績(8位入賞チーム)
| 順位 | 大学名 | 記録 |
|---|---|---|
| 優勝 | j城西大学 | 2時間22分36秒 |
| 2位 | 東北福祉大学 | 2時間22分47秒 |
| 3位 | 大東文化大学 | 2時間23分10秒 |
| 4位 | 名城大学 | 2時間24分34秒 |
| 5位 | 立命館大学 | 2時間25分39秒 |
| 6位 | 大阪学院大学 | 2時間26分35秒 |
| 7位 | 福岡大学 | 2時間26分59秒 |
| 8位 | 全日本大学選抜 | 2時間27分03秒 |
名城大学の成績
| 区間(距離) | 選手名 | 通算順位 記録 | 区間順位 記録 |
|---|---|---|---|
| 1区(4.1m) | 金森 詩絵菜(1年) | 4位 12分53秒 | 4位 12分53秒 |
| 2区(6.8km) | 大河原 萌花(4年) | 7位 34分38秒 | 12位 21分45秒 |
| 3区(3.3km) | 石松 愛朱加(4年) | 8位 45分11秒 | 13位 10分33秒 |
| 4区(4.4km) | 米澤 奈々香(4年) | 4位 59分25秒 | 1位 14分14秒 |
| 5区(10.5km) | 細見 芽生(1年) | 4位 1時間34分18秒 | 3位 34分53秒 |
| 6区(6.0km) | 山田 未唯(3年) | 4位 1時間54分32秒 | 6位 20分14秒 |
| 7区(8.3km) | 橋本 和叶(1年) | 4位 2時間24分34秒 | 3位 30分02秒 |


