トップページ/ニュース 発達障害のある学生への修学支援について学ぶ教職員対象研修会を開催
3月11日(水)、教職員を対象に、「発達障害のある学生への支援について― 学習障害を含む問題に対する理解と対応 ―」と題する研修会を開催しました。
講師には、信州大学の高橋知音教授をお招きし、事例に基づいた障がい学生支援の考え方についてご講演いただきました。
講演では、「合理的配慮と教育的対応」、「発達障がいのある学生への支援」、「発達障がいがあるのかないのか?」、「合理的配慮で対応すべきかどうか難しい場合」、「学生からの意思表明がない場合は?」「相談へのつなぎ方」など、現場の教職員が直面しやすい課題についても多くの具体例を交えてお話しいただきました。
講演では、混同されやすい「合理的配慮」と「教育的対応」の位置づけが図示され、「障がい学生支援=合理的配慮」に限定されるものではないことが、分かりやすく説明されました。
その上で、実際の障がい学生支援として、SLD、ADHD、ASD等の発達障害の特徴と、その特徴を持つ学生の事例をあげながら、支援への考え方とその具体的な方法について、詳しく解説されました。
また、発達障害は「ある」か「ないか」で明確に分けられるものではないため、合理的配慮として提供する内容だけではなく、自立と成長を促す支え方や相談へのつなぎ方も重要であることが、言及されました。
今回の研修会は、講義後にまとめて質疑応答を行う従来通りの形式ではなく、前半に講義、後半は参加者からの質問を交えながら、一部対話的に進める形式で行われました。現場の悩みや疑問に則した解説が展開されたことで、深い理解と積極的な学びの機会となりました。


