トップページ/ニュース 薬学部の講義で卒業生の浅井敦子さん(浅井薬局副社長)が
薬局薬剤師の役割を解説
地域住民の健康づくりを担う「健康サポート薬局」の取り組みも紹介
株式会社浅井薬局(愛知県津島市)の薬剤師で本学卒業生の浅井敦子さん(1977年薬学部製造薬学科卒)が4月24日、八事キャンパスで行われた梅田孝教授が担当する1年次前期開講科目「健康・スポーツ科学理論」の講義でゲスト講師として登壇。2コマ合わせて1年生281人に地域に根差した薬局薬剤師の役割や地域住民の健康づくりを担う機能を備えた「健康サポート薬局」の取り組みなどを紹介しました。
在宅医療やトリアージなどこれからの薬剤師に求められるスキルも解説
-
薬局内を紹介
-
薬包紙の折り方を紹介
2027年に75周年を迎える浅井薬局で副社長を務める浅井さんは、2017年3月に公益財団法人日本体操協会が認定する「一般体操指導員」の資格を取得し、同年9月には浅井薬局で1クール3カ月間の健康体操教室をスタート。さらに、2021年には橘店(津島市)に体操教室や健康相談会などを開催できる「健康サポートセンター」を開設し、厚生労働省から「健康サポート薬局」に認定されるなど、先駆的な取り組みを実践しています。
浅井さんはまず、薬局薬剤師が果たす役割を説明し、保険適応の薬の調剤業務や残薬の確認に加え、これからの薬剤師に求められるスキルとして在宅医療やトリアージ、副作用の早期発見、患者の状態の観察・情報収集による処方の提案などを挙げました。また「地域の薬局の業務が広がっている」として、薬物乱用防止教室の開催など「学校薬剤師」の業務や介護と医療の橋渡し、災害時の救護所の立ち上げの事例などを紹介しました。
ブレイクタイムに浅井さんは、粉薬を分包する薬包紙の折り方や目薬の正しいさし方、ミニエクササイズを指南した後、浅井薬局が取り組む「健康サポート薬局」について各種測定・検診の様子や健康体操教室で90代の女性が運動に取り組む様子などを写真や動画で紹介。また、セルフメディケーション啓発の取り組みとして落語会を組み合わせた健康講座や健康フェアの開催、子ども薬剤師体験なども企画していることを説明しました。
浅井さん「幸福感を得られる薬剤師になればいいなと思います」
最後に浅井さんは、学生たちに自分の健康を意識して健康管理をすることや、社会の出来事に興味を持って薬剤師の職域を広げる努力をすること、スキルアップを心掛けて引き出しをたくさん持つことなどを呼び掛けました。そして「皆さんが『薬剤師としてこんな仕事をしたい』と希望を持ち、それをかなえて患者さんに喜ばれ、幸福感を得られるようになればいいなと思います」と薬剤師への道を踏み出したばかりの学生たちにエールを送りました。
-
ミニエクササイズを実践する学生たち
-
浅井さんを紹介する梅田教授


