トップページ/ニュース アテネ・北京両五輪の柔道女子金メダリスト
谷本歩実・薬学部特任教授が今年度初めての講義

テーマは「トップアスリートのコンディショニング」 金メダルも披露

講義に臨む谷本特任教授 講義に臨む谷本特任教授

アテネ五輪と北京五輪の女子柔道金メダリストで本学薬学部の谷本歩実特任教授が5月22日、八事キャンパスで行われた梅田孝教授が担当する1年次前期開講科目「健康・スポーツ科学理論」で今年度初めての講義に臨みました。谷本特任教授は2コマ合わせて281人の学生に、ドーピングとアンチ・ドーピングの実例や変遷、ドーピングの専門知識を持つ薬剤師「スポーツファーマシスト」の重要な役割などを解説しました。

「不安を抱えるアスリートに寄り添うスポーツファーマシストに」と期待

  • 学生に積極的に声を掛ける谷本特任教授 学生に積極的に声を掛ける谷本特任教授
  • アスリートへの誹謗中傷対策も大切 アスリートへの誹謗中傷対策も大切

谷本特任教授は現在、日本オリンピック委員会(JOC)理事やスポーツ庁のスポーツ審議会委員、日本パラリンピック委員会(JPC)の強化本部長として、オリンピックやパラリンピックの強化選手のサポートや女性アスリートの地位向上などに尽力しています。さらに、9~10月に開催される愛知・名古屋アジア大会組織委員会のアスリート委員長を務めるほか、愛知・名古屋アジアパラ大会の日本選手団の副団長にも就任するなど多忙な日々を送っています。

谷本特任教授は「トップアスリートのコンディショニング~最高のパフォーマンスを支える多様な要素~」と題した講義でまず、パリ五輪の際に現地で日本選手をサポートした経験や選手たちへのアンケートから「日の丸の重みやプレッシャーを感じながら金メダルに挑んでいる選手たちは第三者を通して心を整えており、誰かに相談できる環境があることが重要になっています」と指摘。「皆さんがスポーツファーマシストになったら、不安を抱えるアスリートに寄り添うメンターになってください」と期待しました。

続いて谷本特任教授はドーピングとアンチ・ドーピングについて解説し、検査の方法や不正による失格処分の実例、ドーピングからアスリートを守るために制作された動画などを紹介。意図しないドーピング違反の多様な事例として、親が薬局で買ってきた風邪薬やサプリメント、外国で購入した美容液などに禁止物質が含まれていた例を挙げ、薬剤師を目指す学生たちに「アスリートにいろいろなアドバイスができるようにしてください」と呼び掛けました。

9~10月に開催される愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会も紹介

講義の間、谷本特任教授は教室内を回って積極的に学生たちにマイクを向けて質問したほか、アテネと北京両五輪の金メダルを学生たちに初めて披露しました。最後に、愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会の競技会場や選手の宿泊施設など概要についても紹介。ボランティアに応募した学生が「ボランティアの心構えを教えてください」と質問すると、谷本特任教授は「選手たちに一番近いのがボランティアの皆さんです。笑顔で選手たちに声を掛けてください」と答えていました。

  • 金メダルを始めて披露 金メダルを始めて披露
  • 左がアテネ五輪、右が北京五輪の金メダル 左がアテネ五輪、右が北京五輪の金メダル
  • 学生たちに次々と質問 学生たちに次々と質問
  • 谷本特任教授を紹介する梅田教授 谷本特任教授を紹介する梅田教授
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