トップページ/ニュース 未来の科学に触れる一日「AICHI TECH DAY 2026」に本学が5ブースを出展

超小型人工衛星の模型で説明する宮田准教授(右) 超小型人工衛星の模型で説明する宮田准教授(右)
「キーボードパーツが大変身?!」の企画には多くの親子連れが参加 「キーボードパーツが大変身?!」の企画には多くの親子連れが参加

子供たちに科学に触れてもらうイベント「AICH TECH DAY 2026」が5月24日、長久手市の愛・地球博記念公園で開催され、本学からは理工学部や都市情報学部の研究室や学生団体など5ブースが出展しました。当日は親子連れなど約3,300人が来場し、大いに賑わいました。

AICHI TECH DAYは、万博の理念を受け継ぎ、世代や立場を超えて科学の楽しさや不思議さを体感できるイベントで、今回で2回目。さまざまな分野の科学に触れ、学び、体験できる45ブースが準備され、子どもたちが未来の可能性を感じられる場を目指して開催されました。

航空・宇宙から人流解析まで本学研究を紹介

  • 幾何学的な構造の樹脂で伸びたり、曲がったりすることを体感 幾何学的な構造の樹脂で伸びたり、曲がったりすることを体感
  • 来場者に説明する仙場准教授(右) 来場者に説明する仙場准教授(右)

理工学部交通機械工学科の仙場淳彦准教授と宮田喜久子准教授は「航空・宇宙を支えるスゴい技術」を出展。仙場准教授の研究室は樹脂系材料に独自の幾何学的な構造を施し、柔軟性と軽量性を両立する技術を紹介。来場者は伸びたり、曲がったりする材料を手に取ったり、“鳥の翼”のように動く飛行機の翼の技術などの説明を熱心に聞いていました。
超小型人工衛星搭載用多機能デバイス製作などを研究する宮田准教授の研究室は、2024年に国際宇宙ステーションから放出された超小型人工衛星の模型を展示。大きさと重さが体感できる模型も用意され、来場者は「この小さな箱に色々な技術が詰まっているの?!」と驚いていました。

「人の流れを科学する」ブースは、都市情報学部の水野隆文教授と森龍太准教授が担当。会場内に設置された4台の受信機で、個人が持つスマートフォンの電波を感知。位置を推定し、リアルタイムでどの場所に人が集まり、どう動いているかをスクリーンに表示しました。ブースを訪れた人は、滞留する場所と刻々を変わる人の流れを興味深そうに眺めていました。

  • 会場内の人の流れの推定方法を力説する森准教授 会場内の人の流れの推定方法を力説する森准教授
  • リアルタイムの位置情報をスクリーンに投影 リアルタイムの位置情報をスクリーンに投影

学生発の体験型企画も盛況。工作教室とAR・VRで魅了

  • 押すと光るキーホルダーを親子で作成 押すと光るキーホルダーを親子で作成
  • AR技術で絵画から蝶が飛び出す様子 AR技術で絵画から蝶が飛び出す様子

アイデアを持つ学生と技術力を上げたい学生が集う学生コミュニティ「Idea×Tech」からは2つのブースが出展。「キーボードパーツが大変身?!」では、パソコンのキーボードボタンを活用して、押すと光るキーホルダー作りを実施。工作ができ、お土産にもなるため、長蛇の列ができていました。担当した伊藤暖真さん(理工学部4年)は「これほど盛況になるとは思わなかった。楽しんでもらえるように頑張りたい」と対応に追われました。

絵画とAR技術を組み合わせた「アイテック・ギャラリー」では、専用の2次元コード読み込み、愛知県立芸術大学の学生が描いた絵を撮影すると、絵の中の昆虫が飛び出す技術を紹介。会場内に4か所設置された絵画の全てをクリアすると、ステッカーがプレゼントされる企画として実施しました。

学生のITコミュニティ「Artechs」は、子供用に「間違い探しゲーム」を、大人用に「VRホラーゲーム」を用意。見るだけではなく、コントローラー操作で楽しめるよう設計され、体験者は「没入感を得られるゲームで、面白かった」と感想を話しました。

最先端の研究や学生ならではの発想を生かした体験型企画で、子どもたちに科学の楽しさや未来の可能性を提供。会場は学びと驚きにあふれる一日となりました。

  • VRゲームを楽しむ参加者 VRゲームを楽しむ参加者
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ