トップページ/ニュース 女子駅伝部のメディカルサポートに携わる整形外科医
小田智之医師が薬学部で講義
サッカー選手やフィギュアスケーターらの豊富な治療やサポート事例を紹介
スポーツ整形外科医で本学女子駅伝部の選手の治療など多くのアスリートのメディカルサポートに携わっている小田智之さんが6月5日、八事キャンパスで行われた梅田孝教授が担当する「健康・スポーツ科学理論」のゲスト講師として登壇。「スポーツ選手の治療~スポーツチームにどう関わるか~」と題して、2コマ合わせて281人の学生にスポーツ選手が負いやすいけがやその治療法などを解説しました。
女性アスリートへのサポートやスポーツファーマシストについても解説
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レントゲン写真やMRI画像も紹介
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講義の様子
立教大学の硬式野球部に在籍した経験があり、総合上飯田第一病院(名古屋市北区)のスポーツ関節鏡センター長などを歴任して7月から重工大須病院(名古屋市中区)で勤務する小田さんは、日本スポーツ協会公認の「スポーツ指導医(スポーツドクター)」の資格を持ち、東邦高校サッカー部のチームドクターも務めています。さらに、多くの五輪選手を輩出しているフィギュアスケートの「グランプリ東海クラブ」の選手の治療やリハビリにもあたっています。
講義ではまず、小田さんは東邦高校サッカー部の選手の事例から、サッカー選手に多いけがとして膝の前十字靭帯の損傷や足首の捻挫、足の指の疲労骨折などを挙げ、レントゲン写真やMRIの画像、リハビリの様子の動画も学生たちに見せながら、それぞれのけがに応じた具体的な治療法やリハビリの方法、復帰までのプロセスや日数などを解説。けがを防ぐために足首や股関節の可動域などを調べるメディカルチェックも行っていることも紹介しました。
2024年夏からサポートをしている本学女子駅伝部については、小田さんは「疲労骨折が多い」と指摘。その原因として「長距離を走って練習量が多いことに加えて、体重を落とすことによるエネルギー不足、また、日本一へのプレッシャーもあるのでは」と分析しました。その一方で、小田さんは女性アスリートのサポートについて「監督やコーチだけでなく、栄養士やトレーナー、スポーツドクターとしての整形外科医や産婦人科医、心理士・精神科医が連携して取り組む必要があり、なかなか難しい」と明かしました。
講義の中で小田さんは現役医師として、薬学部で学び始めたばかりの学生たちに医師と薬剤師と医師との関わりについても具体的に説明したほか、講義の最後にはドーピングの専門知識を持つ「スポーツファーマシスト」についても解説。「ぜひ資格を取って現場でいろいろなアスリートと知り合いになってください」と呼び掛け、フィギュアスケーターの村上佳菜子さんが「スポーツファーマシストのおかげでアスリートも安心して競技に臨むことができます」とのメッセージ動画を流して講義を締めくくりました。
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2024年夏から女子駅伝部をサポート
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講義を振り返る梅田教授(右)


