トップページ/ニュース 人間学部生が制作した給食動画教材を初活用
竹の山小で授業、児童から歓声
人間学部の学生5人が、日進市の社会科副読本で活用される動画教材『ニッシー 給食センター たんけんにいく。』を制作し、6月19日、市立竹の山小学校3年1組で、この動画を使った初めての授業が行われました。制作に携わった学生や教員、日進市役所の担当者も駆け付け、授業の様子を見守りました。
日進市では2024年4月から、小学校3・4年生向け社会科副読本「わたしたちのまち日進」を電子化し、「日進市デジタルアーカイブ」で公開しています。2025年3月には、日進市教育委員会と名城大学人間学部が連携し、市役所の仕事への理解を深める学習動画『ニッシー 市役所にいく』を制作。同作品は、一般財団法人日本視聴覚教育協会主催の「令和7年度全国自作視聴覚教材コンクール」小学校部門で入選を果たしました。
第2弾となる今回のテーマは「給食」。児童にとって身近な存在である給食ですが、調理や配膳、食後の片付け、さらには残食量など、普段目にすることのない工程も多くあります。給食センターの役割や、学校給食が多くの人の工夫と連携によって支えられていることを、より具体的に理解してもらうことを目的に動画が制作されました。
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動画スタート映像。イラストは十市さんが担当。
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楽しそうに動画を見つめる児童たち
「分かりやすく、飽きずに見てもらいたい」学生たちの工夫が児童に届く
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クイズに正解し、喜ぶ様子
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授業の様子を見守る学生と人間学部の笠井尚学部長(右)
授業では、担任教諭が動画を活用しながら学習を進め、クイズの場面では動画を一時停止し、児童たちは正解だと思う番号に元気よく手を挙げました。正解が発表されると「やったー!」と声が上がり、児童が給食を食べる前に行われる「検食」の場面では、同校の校長が登場。顔なじみの校長先生が画面に映し出されると、この日一番の歓声が上がりました。
動画を見終えた後、担任教諭は、給食が作られてから片付けられるまでにどのような作業が行われているのかを振り返る時間を設けました。児童たちは、多くの工程とさまざまな人々の関わりによって学校給食が支えられていることを理解していました。
撮影を担当した堀場万菜さん(人間学部4年)は、「給食センター内でどのように撮影すれば仕事の様子が伝わるか手探りで進め、合計6時間ほど撮影した」と振り返り、その大量の映像素材を、山口悠太さん(同)が約8分の動画に編集。山口さんは「編集は初めてだったが、飽きずに見てもらえるようクイズを取り入れた」と制作の意図を話しました。
イラストは十市こころさん(同)が担当し、ナレーションは十市さんと梅田紗衣さん(同)が務めました。2人は「子どもたちに分かりやすく聞いてもらえるよう、ゆっくりとした話し方や声の大きさを意識して収録した」と話し、動画教材として活用されることを見据えて制作したことを明かしました。
今回の動画制作は、人間学部の学びのコミュニティ創出支援事業「SDGsの課題に取り組む公務員に学ぶ」の一環として実施されました。実施責任者の櫻井龍彦教授は「子どもたちがこれほど楽しんで授業を受けてくれるとは想像以上だった」と笑顔を見せ、「学生たちが制作したからこそ、子どもたちの心に響いたのだと思う。学生たちは初めての動画編集ということだったが、スキルの高さとクリエイティブな発想にも驚かされた」と話しました。
日進市では今後も、社会科副読本「わたしたちのまち日進」の内容充実に向けて動画教材を追加していく方針で、本学とのさらなる連携も検討しているということです。
<制作動画と関連リンク>
『ニッシー 給食センター たんけんにいく。』(8分21秒)
第1弾動画『ニッシー 市役所にいく』(7分33秒)
日進市デジタルアーカイブ 社会科副読本「わたしたちのまち日進」
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全体授業後、動画を見返す子供たち
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担任教諭による振り返りの様子


