トップページ/ニュース 経済学部の学生と中部電力との連携事業
「緑のカーテンプロジェクト」でアサガオの苗を植える
アサガオの生育状況を記録 温度も測定 温度低減や省エネの効果を分析へ
経済学部の学生と中部電力が連携して今年度、環境負荷の低減や省エネの意識向上を目的とする「緑のカーテンプロジェクト」に取り組むことになり、その活動の第一弾として学生たちが6月22日、天白キャンパス研究実験棟Ⅱ前のグリーンカーテンでアサガオの苗を植えました。今後、学生たちがアサガオの成長の様子を記録したり、温度を測定したりして、温度の低減や省エネの効果などを分析することにしています。
「緑のカーテンキャンペーン」を推進する中部電力がアサガオの苗30株を提供
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作業前に注意事項などを説明する加藤教授
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提供されたアサガオの苗
本学と中部電力は2020年に産学連携に関する包括協定を締結し、これまでに観光や農業などの分野で連携事業を行っています。2026年度は環境経済学を学ぶ加藤真也教授のゼミと環境に関する問題について講義や活動を実施することになり、4月には中部電力からコーディネーターを招き、カードゲームを使ってカーボンニュートラルの概念や意義について理解を深めるワークショップを実施しました。
次の連携事業として、中部電力では1992年から夏季の省エネ活動としてアサガオやゴーヤなどのつる性植物を活用した「緑のカーテンキャンペーン」を推進して地域に種を提供する活動に取り組んでいることから、「緑のカーテンプロジェクト」の実施を発案。障がい者雇用の促進を目的とする中部電力の特例子会社である「中電ウイング株式会社」の障がいを持つ社員の皆さんが種を植えて約3週間かけて育てたアサガオの苗30株が提供されました。
この日は加藤ゼミの学生27人が研究実験棟Ⅱ前に集合し、うち5人が代表してグリーンカーテン前に設置された10個のプランターで植栽作業を行いました。5人はキャンパスに常駐してグリーンカーテンを管理する造園会社の担当者から手順を聞いた後、スコップで土を掘り、つるが20センチほどに伸びたアサガオの苗を一株ずつ丁寧に植え付けていき、作業終了後には早速、アサガオの成長を期待しながら水をまいていきました。
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丁寧に植栽
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水やりをする学生
「省エネと環境意識の向上にどう役立つかを発信していきたい」とゼミ生たち
この後、学生たちは教室でプロジェクトについて理解を深める講義を受講。初めに、中部電力の坂井幸一さんが、同社の「緑のカーテンキャンペーン」は消費電力の抑制による二酸化炭素の削減につながる取り組みであることや、本日植えた苗は障がいを持つ社員によって育てられた苗であることなどを紹介。ゼミ生を代表してプロジェクトのリーダーを務める2年生の日比野姫夏さんと古川璃奈さんがプロジェクトの概要や先行研究の事例、プロジェクトでの検証項目などを説明しました。
水やりなどグリーンカーテンの維持管理は造園会社の協力を得ながら、学生たちはこれから9月にかけてアサガオの育成状況を撮影して記録するほか、グリーンカーテンに面した事務室内の温度や日射量などの測定を行っていく予定で、日比野さんと古川さんは「実際のデータを積み重ね、秋には緑のカーテンが省エネと環境意識の向上にどのように役立つかをスライドや展示などで分かりやすく発信していきたい」と意欲を示しています。
今回の取り組みについて「まずは緑のカーテンの効果を数値で検証していき、今年度のプロジェクトが成功すれば、来年度は別の植物でも実施したい」と加藤教授。さらに「例えば日射量を調査・研究している理工学部の先生とコラボするなど、他の学部とも協力しながら大学全体の取り組みに広げていくことができれば」と期待しています。
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「緑のカーテンキャンペーン」を説明する坂井さん
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プロジェクトの概要を紹介する古川さん(左)と日比野さん


