トップページ/ニュース ラグビー元日本代表で経済学部の小泉和也准教授が
薬学部でスポーツについて講義

テーマは「Sports for all-する・みる・ささえるー」 スポーツが持つ力と課題を解説

ラグビーの元日本代表で本学経済学部の小泉和也准教授(健康・スポーツ科学、スポーツ行動学)が7月3日、八事キャンパスで行われた薬学部の梅田孝教授が担当する1年次前期開講科目「健康・スポーツ科学理論」で講義を行い、「Sports for all-する・みる・ささえるー」と題して2コマ合わせて281人の学生にスポーツが持つ力とスポーツが抱える課題について解説しました。

スポーツ大会のレガシーやトランスジェンダーの出場問題なども紹介

  • ラグビー日本代表の話も ラグビー日本代表の話も
  • 小泉准教授を紹介する梅田教授 小泉准教授を紹介する梅田教授

経済学部で体育を指導する小泉准教授は、いずれもラグビーの強豪として知られる山梨・日川高校、早稲田大学、神戸製鋼でレギュラー、そして主将として活躍。ポジションはFW(フォワード)のフランカーで、ナショナルチーム同士の国際試合に代表として出場すると授与される「CAP(キャップ)」は12を数えます。現役引退後は神戸大学大学院で学び、2015年に本学に赴任しました。

小泉准教授は自己紹介に続いて、高齢者がラグビーを楽しんでいるのを見たことがきっかけで取り組み、加齢による競技性の変化を明らかにすることを目指した大学院時代の「中高年ラガーマンの競技性に関する研究」について、研究の枠組みや調査の手法、分析の方法と結果について解説。「学生時代よりも競争はしなくなるものの、ライバルとの競争を使って自分の成長を促している人もいる」との分析結果を紹介しました。

小泉准教授はまた、国際スポーツ大会がもたらすレガシーや、近代オリンピックの商業化の側面やジェンダー、人種や肌の色などによる差別などの課題も紹介。中でも現在、大きな課題となっているトランスジェンダーの大会への出場問題について、小泉准教授は「時代や意識の変化で対応は変わってくるのではと淡い期待を抱いているが、難しい問題」と明かし、学生たちにどうしたらいいかを話し合うよう促していました。

「いろいろなスポーツを見て、感じてください」と小泉准教授

このほか、視覚障害者によるパラ陸上の実際の競技の映像や、30歳以上のスポーツ愛好者なら誰でも参加できる生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ」の様子なども伝えた小泉准教授。「ぜひ秋には興味を持って愛知・名古屋アジア・アジアパラ大会を見てください。そして、いろいろなスポーツを見て感じたり、薬剤師になって薬局で運動教室を開催した時に健康や運動について考えたりしてください。課題はたくさんありますが、スポーツはとても大きな力を持っています」と学生たちに呼び掛けました。

「CAP」を披露 「CAP」を披露
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