トップページ/ニュース 農学部の「ノパルノ研究室」の学生が「サボテンアイス」を開発
盛り込んだ「サボテンパフェ」を限定販売へ
14日から19日まで「喫茶マウンテン」(名古屋市昭和区)で500円で提供
農学部生物環境科学科の植物機能科学研究室の学生たちが食用サボテンを使って夏にぴったりな「サボテンアイス」を開発し、名古屋市昭和区の「喫茶マウンテン」で7月14日から19日まで、同店とのコラボ企画としてこのサボテンアイスを使った「サボテンパフェ」を限定販売します。学生たちは「食用サボテンにはミネラルが豊富に含まれていて、暑い夏の熱中症予防に役立ちます」とアピールしています。
「ミネラルが豊富に含まれていて、熱中症予防に役立ちます」とアピール
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試作段階の「サボテンパフェ」
植物機能科学研究室では近藤歩教授らと学生たちが食用の「ウチワサボテン」の品種「ノパル」に由来する「ノパルノ研究室」として、本学の附属農場がある春日井市の特産サボテンの研究を通じて、サボテン入りのピタパン(袋状の薄い生地のパン)のサンド「エスニックサボーレ」など食用サボテンの商品の開発・販売やサボテンの普及と魅力の発信、さらには春日井市の地域活性化などにも取り組んでいます。
サボテンアイスの開発に取り組んだのは、4年生の山下愛叶さんと加古千紘さん、堀内瞳さんの3人です。レシピ作りなどサボテンアイスの開発を進めていた研究室の先輩たちが昨年11月に東京で開催された「アグリビジネス創出フェア」に出展した際、来場者へのアンケートでサボテンアイスへの関心が最も多かったことを知り、今年4月から先輩たちを引き継ぐ形でレシピ作りを進めてきました。
先輩たちのレシピでは、ウチワサボテンのとげを取った後、青くささを消すためにゆでてから刻み、パイナップルと牛乳、砂糖、生クリームとともにミキサーでペースト状にして冷凍庫で固めて作ります。3人はそれぞれの分量などを試行錯誤しながら約2カ月をかけて試作を繰り返し、メロンのような味でジェラート風のシャリシャリとした食感のサボテンアイスを完成させました。
「持続可能な食の資源として期待されるサボテンの魅力が広まれば」と期待
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材料のサボテン
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喫茶マウンテン
喫茶マウンテンでは以前からサボテンを具材に使ったスパゲッティやピラフを提供しており、オーナーの加納真史さんは山下さんらの先輩にサボテン料理に関してアドバイスしていた縁で、山下さんらがサボテンアイスの「商品化」を提案したところ快諾を得て、加納さんらがパフェの試作を重ねた結果、サボテンアイスにサボテンジャムと生クリーム、バニラアイス、サクランボを盛りつけた「サボテンパフェ」を商品化し、同店で提供することが決まりました。
学生たちは春日井市の農家から仕入れたサボテンを使ってアイスを4リットル作り、マウンテンに納品。「サボテンパフェ」は7月14日から19日までの6日間、500円で提供されますが、サボテンアイスがなくなり次第、販売は終了します。加納さんは「サボテンはあまりなじみがないですが、『こういう食べ方があるんだ』『サボテンは体にいいんだ』ということが広まればおもしろいですね」と期待しています。
「熱中症予防への関心が高まっているので、暑くなる前に販売を始めたい」とサボテンアイスの開発に心血を注いだ山下さんと加古さん、堀内さん。販売前に味わって「サボテンのつぶつぶ感がいい食感で、おいしくて食べやすい」と満足そうな3人は「サボテンアイスを活用した今回のコラボ企画を通して、ミネラルが豊富で保水力や栄養価も優れた持続可能な食の資源として期待されるサボテンの魅力や、春日井市が全国有数の食用サボテンの産地であることも広く知ってもらう機会になれば」と願っています。


