トップページ/ニュース 経営学部山岡ゼミが日比谷花壇とコラボ マーケティングを実践した新製品を限定販売

店頭に並んだゼミ生らの新製品 店頭に並んだゼミ生らの新製品

本学経営学部の山岡隆志教授(専門:マーケティング、消費者行動論)の専門ゼミナールを履修する2、3年生が株式会社日比谷花壇と連携して企画した新フラワー製品3アイテムを、6月25日~7月5日まで日比谷花壇KITTE名古屋店(名古屋市中村区名駅)で限定販売しました。この産学連携プロジェクトは今年度で4回目を迎えます。販売初日の6月25日には、山岡ゼミ生が店舗を訪れ、来店客の行動や売り場の様子を観察し、大学で学んだマーケティング理論が実際の消費者行動にどのように結び付くのかを実践的に学びました。

一連のマーケティング・プロセスを実践的に学ぶプログラム

  • ゼミで新製品を企画提案する様子 ゼミで新製品を企画提案する様子

山岡ゼミでは、マーケティングに関する学術研究と実務活動の両方を高いレベルで行うことを重視しています。本プロジェクトは、学んだ専門知識を実践する場として、2023年4月から株式会社日比谷花壇と連携して実施しています。学生が企業のマーケティング・プロセスを一通り経験し、実践力を養うことを目的としています。

プロジェクトでは、まず店舗視察や現地調査を通じて市場や顧客を分析します。その結果をもとに顧客ニーズを抽出し、ターゲットやポジショニングを設定した上で、マーケティング戦略と新製品を企画します。

ゼミでは、最初に全員が個人課題として新製品を企画し、その中から有力な企画を選出して6チームを編成。各チームは新たなマーケティング企画を立案し、日比谷花壇へのプレゼンテーションを実施。採用された上位3チームは、フィードバックを踏まえて企画をさらにブラッシュアップし、再度、日比谷花壇にプレゼンテーションを行いました。

学生はゼロから製品コンセプトを考案し、製品内容、デザイン、製品名、価格、POPなどの販促企画まで提案します。その企画をもとに日比谷花壇が商品化を行い、実際に店頭で販売されます。現状分析から製品企画、プレゼンテーション、商品化、販売まで、一連のマーケティング・プロセスを実践的に学べる点が、本プロジェクトの大きな特徴です。

課題を分析し、価値ある製品設計へ

「花束をもっと気軽に」をコンセプトにしたミニサイズのバッグ型フラワー「BLOSSOM BAG」は、どんな部屋にも自然に馴染み、暮らしに彩りを添えます。企画した山田芽依さん(経営学部2年)は、「マーケティングのアウトプットは初めての経験で難しかったけれど、チームで力を合わせて楽しく考えられた」と笑顔で話しました。

可憐なブーケ「ミニブルームブーケ」は、「Bloom(咲く)」と「Room(部屋)」を掛け合わせて命名。企画した坂上知優さん(同3年)は「壁に飾れる生花という新しい提案を通じて、部屋に華やかさと癒やしの空間を届けたいと考えた」と語りました。

「花を日常へ」をテーマに企画した「シュシュブーケ」は、花とシュシュを組み合わせた製品。企画した中田稟々さん(同3年)は、「花を楽しんだ後もシュシュとして使い続けられるよう工夫し、“いつも自分のそばで咲いている”という新たな価値を提案しました」と語りました。

7月9日には、日比谷花壇から販売実績や顧客の消費者行動に関するフィードバックを受けました。学生たちは自ら立てた仮説と実際の販売結果との違いを分析し、マーケティング理論と実務を結び付けて学ぶ貴重な経験となりました。

  • 「BLOSSOM BAG」 「BLOSSOM BAG」
  • 「BLOSSOM BAG」を考案したチームのみなさん 「BLOSSOM BAG」を考案したチームのみなさん
  • 「ミニブルームブーケ」 「ミニブルームブーケ」
  • 「ミニブルームブーケ」を考案したチームのみなさん 「ミニブルームブーケ」を考案したチームのみなさん
  • 「シュシュブーケ」 「シュシュブーケ」
  • 「シュシュブーケ」を考案したチームのみなさん 「シュシュブーケ」を考案したチームのみなさん

学生たちのマーケティング実践力が大きく向上

日比谷花壇の担当者は、「日比谷花壇と名城大学による今年の産学連携の取り組みも非常に見応えがありました。学生ならではの斬新な視点から生まれた企画商品はどれも目新しく、新鮮な驚きと刺激を受けました。若い感性と花の魅力が見事に融合した素晴らしい挑戦に、今後のさらなる発展が楽しみです」と話しました。

指導した山岡教授は、「本プロジェクトの最大の価値は、リサーチからターゲティング、ポジショニング分析を経てマーケティング戦略を立案し、新たな製品を導き出した点にあります。さらに、販売後には実際の購買データや顧客の反応を分析し、自らの仮説を検証するところまで経験できました。企業の課題解決に本格的に取り組むことで、学生たちのマーケティング実践力は大きく向上したと確信しています」と、今後への期待を語りました。

  • 日比谷花壇からの顧客の消費者行動と販売実績のフィードバック 日比谷花壇からの顧客の消費者行動と販売実績のフィードバック
  • 本プロジェクトに取り組んだ山岡ゼミの皆さん 本プロジェクトに取り組んだ山岡ゼミの皆さん
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