トップページ/ニュース 人間学部の教員・学生が大学間プロジェクト「犯罪予防と社会安全演習」に参加

2026年6月2日(火)から7月14日(火)にかけて、滋賀大学データサイエンス学部の島田貴仁教授が主催する大学間プロジェクト「犯罪予防と社会安全演習」が開催され、人間学部の原田知佳教授と4年生の野田悠太さんが参加しました。

本プロジェクトは、大学・警察・自治体が連携し、データ分析や犯罪科学の知見を活用して、地域が抱える犯罪課題の解決策を検討する実践的な教育プログラムです。
滋賀大学、津田塾大学、中央大学、早稲田大学、名城大学、兵庫県立大学の学生・教員に加え、神奈川県、滋賀県警察、大阪府警察、兵庫県警察、沖縄県警察の実務家が参加しました。原田教授は講義を担当するとともに、学生による施策提案の検討や講評にも携わりました。

大学・警察・自治体と議論を重ね成果を発表

  • 野田さんオンライン成果発表 野田さんオンライン成果発表

参加した学生は、大学の枠を越えて編成されたグループに分かれ、警察や自治体から提示された特殊詐欺や自転車盗などの課題に取り組みました。犯罪に関するオープンデータや統計資料を分析し、犯罪科学の理論やエビデンスに基づいて、実務で活用できる防犯施策と、その効果を検証する方法を検討しました。

7月14日(火)には、滋賀大学彦根キャンパスとオンラインを結んで成果発表会が開催されました。野田さんもグループの一員として、分析結果を踏まえた施策を発表し、警察・自治体の担当者や各大学の教員と意見を交わしました。
発表会には、警察・自治体関係者や大学関係者ら約80人が参加し、NHKや新聞各社による取材も行われました。学生たちの提案に対しては、現場での活用可能性や施策の効果を客観的に検証する視点などについて、実務家や研究者から講評が寄せられました。

野田さんは今回のプロジェクトについて、「さまざまな大学の方々と協力して一つのものを作り上げる達成感がありました。他大学の幅広い学部の学生や先生方、警察・自治体の実務家の方々と議論を重ね、現場のリアルな声や実際のデータを踏まえながら施策を考えることができました。犯罪予防について学ぶだけでなく、分析結果を実際の対策にどのようにつなげ、その効果をどのように検証するかまで考えることができ、非常に貴重な経験となりました」と振り返りました。

人間学部では今後も、心理学をはじめとする学問的知見を現実社会の課題解決へとつなげる実践的な学びを推進していきます。

  • 右から原田知佳教授、台湾・中央警察大学のクリス・リン アシスタント・プロフェッサー、津田塾大学の鈴木あい講師 右から原田知佳教授、台湾・中央警察大学のクリス・リン アシスタント・プロフェッサー、津田塾大学の鈴木あい講師
  • 大阪府旭警察署・河盛誠造署長からの全体講評 大阪府旭警察署・河盛誠造署長からの全体講評

参加大学・教員

滋賀大学データサイエンス学部・島田貴仁教授(早稲田大学社会安全政策研究所招聘研究員)
津田塾大学総合政策学部・鈴木あい講師
中央大学法学部・四方光教授
早稲田大学法学部・社会科学部
名城大学人間学部・原田知佳教授(座学第4回・第5回講義実施)
兵庫県立大学社会情報科学部・情報科学研究科・川向肇准教授(座学第2回講義実施)

学生による犯罪予防プロジェクト発表会概要

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ