トップページ/ニュース 連携講座「子ども大学にっしん」で小学生がロボット操作に挑戦

講師を務めた理工学部の大原教授 講師を務めた理工学部の大原教授

本学と日進市が連携し、同市在住・在学の小学生を対象にした「子ども大学にっしん」が8月6日、本学天白キャンパスの起業活動拠点ものづくりスペースM-STUDIOで開催され、多数の応募者の中から抽選で選ばれた小学4~6年生16人が参加しました。

本学は日進市と連携協力に関する協定を締結しており、その協定に基づき2016年度から本連携講座「子ども大学にっしん」を開催。子供たちの探求や知的好奇心を高めるきっかけづくりとして、毎年教員が講師となり専門的・学術的な内容を面白く、分かりやすく講義する学びの場として実施しています。

今年も理工学部メカトロニクス工学科の大原賢一教授が講師を務め、本学の最新のロボット研究を学びロボットを賢く操作できる体験プログラムを実施して、大原研究室の学生3名がサポートスタッフを務めました。

ロボットについて知り、部品を組み立てながら構造を学習

講座のテーマは「未来のロボットエンジニアは君だ! 自分で作ったロボットを動かそう!」。

はじめに大原教授が自身で研究、開発してきたロボットを写真や動画で紹介。支援ロボットや研究室のカフェロボットなどの説明を受け、子供たちは興味深そうに見入っていました。

続いて、2人1組で協力してブロックを使い、ロボットベースを作りました。モータにベーストレーとタイヤを取り付け、その上に電池置き場やコンピュータを載せる台を作り、ボードコンピュータ、バッテリー、センサ(赤外線フォトリフレクタ)を順に取り付けて、モータとセンサのケーブルをつないだら完成です。子供たちはさらに色とりどりのブロックでオリジナルのロボットにアレンジしました。

  • 大原教授が開発してきたロボットの紹介 大原教授が開発してきたロボットの紹介
  • ロボットベースができたらオリジナルロボット作りへ ロボットベースができたらオリジナルロボット作りへ

プログラミングでロボット操作を体験

  • 学生スタッフのアドバイスを受け問題点を改善 学生スタッフのアドバイスを受け問題点を改善

次はロボットを動かすため、ロボットの知能ともいえるプログラム作りに挑戦しました。小学校で学習するスクラッチ等のビジュアルプログラミングと異なり、本格的なテキストプログラムで今回は「C言語」を使いました。

1つ目の課題は、ロボットが黒いラインの上を走れるようにするセンサの調整。黒いライン上と背景の白い紙の上の光の反射の強さを計測し、必要な値を書き込んだプログラムをロボットに転送すると、ロボットがテストコースの黒いライン上を走りました。

  • 正しいプログラミングでロボットが黒いライン上を正確に蛇行 正しいプログラミングでロボットが黒いライン上を正確に蛇行

2つ目の課題では、すべての学びを組み合わせ蛇行するコースを走らせることに挑戦。まずロボットが左右に曲がるためにはモータの速度を左右で変えることを全員で確認し、その指示を出すコードに左右の速度の数値を考えながら入力して転送すると、ロボットが蛇行して走り始めました。思い通りに進まないと、子供たちはどこに問題があるのかを大原教授やサポートスタッフのアドバイスを受けながら自分たちで試行錯誤。次第にどのチームのロボットもコース上を進みゴールまで完走できるようになりました。カーブをうまく曲がれると「やった!」などの歓声が上がり、完走できたら速度を上げて挑戦するチームもありました。子供たちは終始集中して、そして楽しく課題に取り組んでいました。

  • 大原教授のアドバイスを生かして子供たちが問題解決 大原教授のアドバイスを生かして子供たちが問題解決
  • ロボットの速度を上げてチャレンジ成功! ロボットの速度を上げてチャレンジ成功!

最後に大原教授は「今日勉強したプログラミングをもっと勉強すると、はじめに紹介したような賢いロボットを作ることもできます。たくさん勉強して、将来みんなの手伝いをしてくれるようなロボットを私と一緒に作りましょう」と子供たちに呼び掛けました。「楽しかった人」「ものすごく勉強になった人」の問い掛けにどの子も元気に挙手。「ロボットのプログラムの内容がよく分かった」「次はプログラムを書いてロボットを動かしてみたい」などの感想が寄せられました。

愛着の湧いたロボットと一緒に記念撮影 愛着の湧いたロボットと一緒に記念撮影
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