トップページ/ニュース 能登半島地震・豪雨災害の被災地で
「ボランティア協議会」と「学び輪プロジェクト」が活動

テレビ局の企画で金沢大学の学生と能登復興の次世代ワークショップにも参加

輪島でのボランティア活動に参加した学生たち 輪島でのボランティア活動に参加した学生たち

学生団体「ボランティア協議会」と「Enjoy Learningプロジェクト」の採用団体「学び輪プロジェクト」の学生合わせて17人が8月19日、2024年元日の能登半島地震と9月の豪雨で二重被災した石川県輪島市の町野地区で復旧・復興ボランティア活動に取り組みました。翌20日には金沢市内でテレビ局が企画したワークショップに参加し、能登出身の大学生と能登半島の未来について意見を交わしました。

ログハウス建築プロジェクトに参加 木の皮剥ぎや草むしりに汗を流す

  • 木の皮を剥ぐ 木の皮を剥ぐ
  • 草むしりに汗を流す 草むしりに汗を流す

輪島市町野地区での学生たちのボランティア活動はこれまで、損壊や浸水の被害を受けたビニールハウスの撤去や、災害から生き残った稲穂の収穫、海岸の清掃や流木の撤去などを行ってきました。現在は地元の開業医の大石賢斉さんが「建築費の高騰が続く能登で自宅再建のモデルケースにしたい」と、被災住民やボランティア、協力企業とともに昨年から始めたログハウス建築プロジェクト「家(うち)建てっぞうぉー」に参加しています。

19回目となる今回の活動で学生たちは、プロジェクトが進められている診療所の跡地で午前9時前に作業を始めました。地元の山林の木材を使い、施工も自前で行うプロジェクトで、学生たちは切り出された材木の皮をドローナイフで剥ぐ作業と、敷地内に生える雑草の草むしりを担当。厳しい暑さの中、学生たちは休憩をしっかり取りながら、黙々と作業に汗を流していました。

敷地内では現在、11月ごろの完成を目指してカフェとして活用するログハウスの建築が進んでおり、学生たちは午後からはその組み立て作業も手伝いました。午前の診療を終えて顔を出した大石さんは「地元の人たちが『また来てくれたの』と喜ぶぐらい、名城の学生さんたちは町野になじんでいます。とても役に立っていて、これからも期待しています」と話し、学生たちと一緒に差し入れのスイカやサザエを味わっていました。

【輪島市町野地区での活動の様子】

  • 重い丸太を協力して運ぶ 重い丸太を協力して運ぶ
  • 草むしりの「成果」 草むしりの「成果」
  • 大石さんと話しながら差し入れのスイカを切る学生たち 大石さんと話しながら差し入れのスイカを切る学生たち
  • ログカフェの組み立て作業を見学 ログカフェの組み立て作業を見学
  • ログカフェの組み立てを手伝う ログカフェの組み立てを手伝う
  • ログカフェは11月頃の完成を目指す ログカフェは11月頃の完成を目指す

東海テレビの「花嫁のれん能登復興支援プロジェクト」で能登の復興に向け討議

ワークショップに参加した名城大学と金沢大学の学生 ワークショップに参加した名城大学と金沢大学の学生

町野地区の集会所で宿泊した学生たちは翌20日、金沢市の石川テレビ放送へ。系列が同じ東海テレビ放送が企画した次世代ワークショップに参加しました。「花嫁のれん能登復興支援プロジェクト」と銘打ち東海テレビ放送が企画した能登半島地震・豪雨災害支援プロジェクトの一環で、名城大学の学生17人と地元の金沢大学の学生4人が交流を深めながら能登の復興について意見交換を行いました。

「今後は金沢大学と連携しながら能登半島の復興に貢献できれば」と松原代表

  • 名城大学生の活動報告 名城大学生の活動報告
  • 名城大学生の活動報告 名城大学生の活動報告

ワークショップでは、初めにそれぞれの大学の活動を紹介し、名城大学からはボランティア協議会の災害ボランティア部門代表を務める松原悠真さん(理工学部3年)が、輪島市町野町で合計19回実施している能登半島地震・豪雨災害ボランティア活動について紹介したほか、能登半島の魅力や名古屋との違いなどについてプレゼンしました。一方の金沢大学は地元の大学として能登半島で幅広く活動を行っていることを紹介し、お互いの活動について感想を述べ合いました。

この後、4つのグループに分かれ、復興ワークショップと題して能登半島の復興に必要なものは何かについて意見交換を行い、各グループで議論を行った内容について発表しました。その中では「若者に魅力的な街を作るために遊び場をつくる」「安心・安全なまちづくりを優先すべき」「朝市を絶対復活させる」「能登と言えばという特徴をつくる」といった意見が出されました。

2日間の活動を終えた松原さんは「輪島市内での活動中に同じ世代の学生と会う機会はほとんどありませんでしたが、地元の大学も積極的に活動していることが分かってうれしかったです。連絡先も交換したので、今後は連携しながら能登半島の復興に貢献できればと思います」と話していました。

  • グループ討議の成果を発表 グループ討議の成果を発表
  • 石川テレビの局内を見学 石川テレビの局内を見学
  • 局内を見学 局内を見学
  • 石川テレビ前で 石川テレビ前で
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ