トップページ/ニュース 建築学科の谷田研究室が製作・施工したバランス・ファニチャを活用して
名東図書館で「星と絵本と天文台」を開催

親子連れら11組28人が星の絵本の読み聞かせや星の観察などを楽しむ

イベント「星と絵本と天文台」の様子 イベント「星と絵本と天文台」の様子

理工学部建築学科の谷田真准教授の研究室が設計・製作・設置したバランス・ファニチャを活用して、名古屋市名東図書館(大仲聡子館長)で8月22日夜、「星と絵本と天文台」と題したイベントが開催されました。会場となった庭園では、参加した子どもたちがバランス・ファニチャに座って星の絵本の読み聞かせに聞き入ったり、寝転がって星を観察したりするなどして、夏の夜のひとときを楽しみました。

「子どもたちの夏休みの思い出になれば」と谷田准教授や卒業生の大仲館長らが企画

  • バランス・ファニチャなどの設置準備をする学生ら バランス・ファニチャなどの設置準備をする学生ら
  • 星の写真などを取り付ける 星の写真などを取り付ける

谷田研究室ではこれまでも鶴舞中央図書館や天白図書館など名古屋市内の図書館と連携事業に取り組んでおり、名東図書館が今年50周年を迎えたことから本学法学部の卒業生の大仲館長が「記念に母校と協働ができれば」と谷田准教授に協力を依頼。名東図書館には庭園があり、谷田准教授が「夏に庭園で星の観察や絵本の読み聞かせができれば、子どもたちの夏休みのいい思い出になる」と今回のイベントを発案しました。

谷田准教授はいずれも知人で、大曽根駅前などで望遠鏡を使って星を観察する活動を続けている「OZONE 天体観測」代表の松山豊さんとFUJIなごや科学館(名古屋市科学館)で学芸員を務める山田吉孝さんに協力を依頼し、大仲館長らとイベントの企画内容の詳細を検討。一方、研究室の学生たちは4月から名東図書館に通って庭園の測量などを行い、イベントで使うバランス・ファニチャの設計や製作を進めてきました。

そして迎えたイベント当日は、研究室の学生や院生4人と卒業生、谷田准教授が、開始2時間前に名東図書館に集合。用意した幅約20cm、長さ約2mの細長い木の板13枚を高さを変えて庭園に設置したほか、動画の投影用スクリーンに使う白い布を張ったり、松山さんが提供したさまざまな星の表情を写した写真を飾ったりして準備を進め、夕暮れが迫る午後6時半に11組28人の参加者を出迎えました。

「親子が一緒に星を見ている姿を見てほほ笑ましかったです」と笑顔の学生たち

  • 読み聞かせをする大仲館長 読み聞かせをする大仲館長
  • 望遠鏡で月を観察 望遠鏡で月を観察

イベントでは初めに、大仲館長ら図書館の職員3人が「おつきさまこんばんは」「ブルドッグたんていと消えたほし」「あのほしなんのほし」などの絵本を、約30分間にわたって読み聞かせを行いました。大仲館長らは「耳で聞いて、想像しながら楽しんで」と呼び掛けると、ランプの明かりがほのかに灯る中、子どもたちは谷田研究室製作のバランス・ファニチャに座ってじっと耳を傾けていました。

続いて、星の観察会に移り、子どもたちは松山さんが用意した望遠鏡をのぞいて月を観察したり、スクリーンに映された月や星の写真や動画に見入ったり。また、山田さんが「夏の大三角が見えるよ」と教えると双眼鏡で一生懸命に星を探す子どもや、ベンチに寝転んで星を観察する男の子も。「クレーターが見えた!」「すごくきれいに見える」などと歓声が響いていました。

イベント開始前に庭園に設置したバランス・ファニチャを見て「庭に溶け込んでいて、板の黄色がアクセントになっていい」と話していた4年生の樅山晴香さんは、子どもたちが喜んでいる姿を見て「みんな楽しんでいるようでうれしいですね。親子が一緒に星を見ている姿はほほえましかった」と笑顔を見せていました。谷田准教授も「イベントが盛況で良かった」と振り返り、大仲館長は「今後も名城大学との協働を進めていければ」と話していました。

  • 参加者に「短い時間ですが、楽しんでください」と呼び掛ける樅山さん 参加者に「短い時間ですが、楽しんでください」と呼び掛ける樅山さん
  • スクリーンで星の勉強 スクリーンで星の勉強
  • 会場の様子 会場の様子
  • 寝転がる子ども 寝転がる子ども
  • 参加した子どもたち 参加した子どもたち
  • 観察した月 観察した月
  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ