トップページ/ニュース 農学部の武藤将道助教が分担執筆した『動物系統分類学』が出版されました

農学部生物資源学科・昆虫学研究室の武藤将道助教が分担執筆した『動物系統分類学』が、2026年9月に中山人間科学振興財団・中山書店より刊行されました。

『動物系統分類学』は、1961年から1999年にかけて全10巻24冊が刊行され、長年にわたり日本の動物分類学を支えてきた『動物系統分類学』母巻の流れを受け継ぐ書籍です。全34動物門を対象として、国内外の第一線の研究者が、21世紀の動物系統分類学とその研究の進展をもとに、動物の多様性と系統について解説しています。

武藤助教は、節足動物門のうち昆虫類の系統に関する項目を担当し、近年の研究成果を踏まえて昆虫類の系統関係を解説しました。あわせて、日本からこれまでに記録された昆虫類の既知種数を網羅的に整理して系統関係に対応させ、21世紀も四半世紀を過ぎた現在における、わが国の昆虫相の全体像を示しました。日本産昆虫類の種多様性と系統関係を一体として提示した点は、従来の類書にはない本書の特徴の一つです。

武藤助教は今回の刊行について、「私自身も学生時代に『動物系統分類学』母巻を使って動物や昆虫について学んできました。その後継となる本書で、次の世代が昆虫について学ぶための新たな教科書の作成に携われたことを、大変うれしく思っています」と話しています。

本書が、これから動物学や昆虫学を学ぶ学生や研究者に広く活用されることが期待されます。

昆虫学研究室のブログには、武藤助教による執筆に関わるコメントも掲載されていますので、併せてご覧ください。

書籍情報

書名:動物系統分類学
出版社:中山書店
刊行日:2026年9月
判型:B5判
頁数:約1,500頁
定価:4,950円(税込)
ISBN:978-4-521-75157-3

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