特設サイト第139回 日本の伝統医学啓発月間のお知らせ
今回は「第一回 日本の伝統医学啓発月間」のお知らせをしたく存じます。
これまで、漢方や鍼灸に関連する各学会では、その会期中に市民公開講座などを開催して東洋医学の有用性についての情報を発信しており、また関連団体でも定期的に講演会や市民講座を開催しております。さらに、現在、日本東洋医学会を中心として、11月を日本の伝統医学啓発月間と定めたキャンペーンを企画しています。
近年、わが国においては高齢化の進展や慢性疾患の増加に伴い、予防・未病対策や生活の質(QOL)の向上がこれまで以上に求められています。そのような中、長い歴史と経験に裏打ちされた東洋医学(漢方医学・鍼灸医学など)は、こころとからだを一つのものとして捉える「心身一如」の包括的医療として、現代医療の中で重要な役割を担っています。しかしながら、東洋医学に対する国民の理解や認知は必ずしも十分とは言えず、その有用性が十分に生かされていない現状があります。また、最近、医療制度や医薬品の在り方に関するさまざまな議論の中で、漢方薬の保険適用の在り方や「OTC類似薬」としての位置づけなどについても検討が行われています。こうした動きは国民の医療への関心を高める契機ですが、一方で東洋医学に関する正確な情報や理解の重要性をあらためて提供する機会でもあると考えています(本キャンペーンの趣意書から)。
そこで、漢方医学や鍼灸医学など東洋医学についての正しい理解の普及と利用促進を目的として、広く国民に向けた啓発活動を展開しようと本キャンペーンを計画しました。
チラシにありますように、日本の伝統医学について、歴史的・文化的価値や基本的な考え方、現代の保健医療や健康づくりとの関わり、安全で適切な活用方法など、YouTubeを媒体として広く情報発信するものです。それぞれの専門家による正確でわかりやすく、中立的な解説を通じて、国民の皆さまの関心と理解を高め、適切な利用に必要な知識の普及を図るとともに、ご自身の健康や医療について考え、必要に応じて医療関係者やそれぞれの有資格者に相談できる環境づくりをしたいと考えています。
現在、漢方系で計60分、鍼灸系で計60分のコンテンツを作成しており、また総合討論も企画しています。是非、このチャンネルにご登録いただき、東洋医学についての正しい知識を学び、ご自身の健康維持にお役立ていただければと願います。
(2026年10月30日)



