トップページ/ニュース 理工学部の道正教授と研究室所属の大学院生2名が韓国国立忠南大学校建築工学科と国際交流

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実施者 | 道正 泰弘(理工学部環境創造工学科 教授),岩野 倭子,小野山 皓太(環境創造工学専攻 大学院生) |
タイトル | 2025年度海外研修奨学生制度に係る海外研修等プログラムによる国際交流 |
団体・学会名 | 韓国国立忠南大学校 (Chungnam National University, Korea: CUN) |
実施日 |
2025年8月30日~9月9日 |
テーマ |
建設資材のカーボンニュートラルと資源循環に関する共同研究 |
研究内容・内容 |
この度,名城大学2025年度海外研修等プログラム(国際化推進センター)により,本学協定校であるCUN※1建築工学科(建築材料施工工学研究室)※2におきまして,「建設資材のカーボンニュートラルと資源循環に関する共同研究」を実施しました。具体的には以下の内容を実施しました。
※1 CUNと本学は2020年にMOUを締結しました。 ※2 https://concrete.cnu.ac.kr/concrete/index.do 【セミナー】2025.9.1
日韓共同研究に基づく環境配慮建設材料の活用と発展 【大学院講義(道正教授)】2025.9.1 道正教授による大学院講義「建設資材の環境配慮と資源循環」 【学部講義聴講(金圭庸教授)】2025.9.2 金教授の講義「建築生産工学」聴講 【共同研究】2025.9.1~9.4, 9.8※3 建設資材のカーボンニュートラルと資源循環に関する共同研究 【その他】2025.9.5~9.6 金教授主催の大田都市建築文化祭参加(木材製作体験等) ※3 道正教授は2025.9.3に帰国しました。 今回は2024年12月に実施した「CUN建築工学科における特別講演」※4に続くものです。
※4 名城大学ニュース(2025.1.14):https://www.meijo-u.ac.jp/news/detail_30893.html セミナーは,「環境配慮建設材料の活用と発展」をテーマに,日韓における環境配慮型コンクリート技術について発表しました。内容は,膨大な発生量の産業廃棄物であるコンクリート塊,工業副産物である高炉スラグ微粉末やフライアッシュ,廃プラスチック等の資源循環として,環境配慮型コンクリートへの利用について,CO2排出量削減とコンクリート性能評価の観点から発表しました。なお,名城大学メンバーの発表資料※5は下記に公開していますので参照して下さい。
※5 発表資料: https://researchmap.jp/dosho/others/51219117 セミナー参加者は,教授3名(CNU:金教授,南正樹教授,名城大学:道正教授),大学院生等17名(名城大学大学院生2名,CUN大学院生等17名※6の合計21名でした。発表は,名城大学:道正教授,大学院生の岩野さん,小野山さん,CUN:劉 廈敏博士,大学院生の池 成峻さん,尹 惠煐さんの6名で行いました。廃棄物の資源循環とカーボンニュートラルは,それぞれ自国の持続可能な発展に欠かせない重要な課題として捉えていることが伝わってきました。
※6 ベトナム,インドネシアからの留学生各1名を含む。 金教授からのメッセージ(抜粋)
この度は,CUNに訪問して頂き,誠にありがとうございました。2人の優秀な大学院生と我々の研究室メンバー間の交流はお互いに大変よい経験であったと思います。これからも活発な交流ができることを希望します。今後ともよろしくお願いいたします。 |
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セミナー(小野山さん)
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セミナー(岩野さん)
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木造体験をする院生たち
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研究風景
