トップページ/ニュース 女子駅伝部が王座奪還へ、全日本女子駅伝に挑む

開会式後に各チームのキャプテンで記念撮影 開会式後に各チームのキャプテンで記念撮影

10月26日に仙台市で開催される第43回全日本大学女子駅伝対校選手権大会のプレスインタビューと開会式が10月25日、同市のホテルで行われました。

秘密兵器は大河原選手。アンカーに村岡選手を起用

1995年に部員2名からスタートした本学女子駅伝部は、今年で創部30年となり、5年目で全日本大学女子駅伝に初出場。今回で27年連続27回目の出場になります。

昨年、2017年から続く連覇が途切れ、王座奪還を目指す今回大会。10月25日のプレスインタビューで米田勝朗監督(法学部教授)は、「指導してきた中で層の厚さは過去最強」と6番目の選手でも5000mで15分台のタイム持つメンバーが揃えられた構成に自信を覗かせ、「2・3・4区に4年生3人を起用した。3人で優勝を決める走りをし、5区・6区は楽に走らせたい」と理想の展開を話しました。さらに、髙橋尚子さんから「秘密兵器」を問われると「2区を走る大河原萌花」ときっぱり。「3年間まったく走ることができなかったが、夏合宿以降に伸び、スピードはチームで一番。私も非常に楽しみ」と4年生で初の大舞台に臨む大河原選手に期待を寄せました。
またアンカーの6区には駅伝初出走の村岡美玖選手を起用。全国高校駅伝のアンカーとして長野東高校を逆転優勝に導き、「3年間苦しんでいたが見事に復活した」と好調な村岡選手に締めくくり区間を任せました。
米田監督は「今年のチームスローガン『走りで魅せる王座奪還』を胸に、負けて強くなったと思わせる走りをしたい」と決意を述べました。

  • プレスインタビューに答える米田監督 プレスインタビューに答える米田監督
  • 出走する4年生、左から石松選手、米澤選手、大河原選手 出走する4年生、左から石松選手、米澤選手、大河原選手

石松選手「私で優勝を決める走りをしたい」

  • 挨拶する矢嶋部長 挨拶する矢嶋部長
  • 矢嶋部長からゼッケンを受け取る細見選手 矢嶋部長からゼッケンを受け取る細見選手

10月25日夕方、宿泊先のホテルで大会前最後のミーティングが行われました。女子駅伝部の矢嶋光部長(法学部准教授)から出走選手にゼッケンが手渡され、矢嶋部長は「私は昨年から部長に就任し、その年に負けてしまった。心に傷を負ったままです。一番で帰ってきてもらい、心の傷を埋めてほしい」と選手たちに託しました。
1年生で重要な1区を任された細見芽生選手は「いい流れを作れるように頑張ります」と述べ、その襷を受ける大河原選手は「(細見)芽生がどんな順位でも、必ず先頭に立ち(米澤)奈々香に襷を渡します」と応えました。4区を走る石松愛朱加選手も「1~3区までよい流れで繋いでくれるはず。5区・6区が楽に走れるよう、私で優勝を決める走りをしたい」と最上級生の責任を話し、1年生で最長区間の5区を担う橋本和叶選手は「(細見)芽生から4年生の先輩たち繋いでくれた思いしっかり受け取り走りたい」と決意。アンカーの村岡選手は「応援してくださっている方々、チームのみんなの思いを背負い、必ず1番で競技場に戻ってきます」と誓いました。

米田監督「完璧な準備ができた」

キャプテンの米澤選手は「キャプテンとして、今、非常にいいチーム状態だと感じている。全員がこれまでやってきたことを信じて、苦しい思い、楽しい思いを噛みしめながら、私も走りたい。笑顔で終えられるように頑張ろう」と語り掛けました。
米田監督は「敗戦から1年。この1年間、皆が本当によく頑張った。間違いなく言えることは、やることをやって、完璧な準備ができたということ。区間配置についても、最強で前半から攻めるオーダーを組めた。トップを堂々と走る姿を全国の皆さんに見てもらおう」と呼び掛けました。
また、10月9日に前理事長の小笠原日出男名誉顧問が亡くなったことにも触れ、「駅伝部をずっとサポートしてくれ、いつも応援してくれていた。その思いも胸に刻んで走ろう」と話しました。

明日の仙台市の天候は雨の予報。12年ぶり2回目の優勝を決め、連覇が始まった2017年も雨の中のレースで優勝を勝ち取りました。ここからまた本学女子駅伝部の躍進の予感が漂います。

大会は弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)を10月27日12時10分スタートし、6区38.0kmのコースで行われます。レースの様子は日本テレビ系全国ネット(東海地区は中京テレビ)で12時から生中継されます。応援よろしくお願いいたします。 

  • 応援に駆け付けた学務センターの伊藤志のぶセンター長 応援に駆け付けた学務センターの伊藤志のぶセンター長
  • 自信を持って走ろうと話す米田監督 自信を持って走ろうと話す米田監督
  • サポートメンバーからお守りのプレゼント サポートメンバーからお守りのプレゼント
  • 健闘を誓う部員たち 健闘を誓う部員たち
  • 食事をサポートする名古屋学芸大学福岡ゼミからもお守りと応援のうちわが贈られた 食事をサポートする名古屋学芸大学福岡ゼミからもお守りと応援のうちわが贈られた
  • 女子駅伝部と名古屋学芸大学福岡ゼミの記念撮影 女子駅伝部と名古屋学芸大学福岡ゼミの記念撮影

第43回全日本大学女子駅伝 出場選手

1区(6.6km) 細見 芽生 人間学部1年
2区(4.0km) 大河原 萌花 法学部4年
3区(5.8km) 米澤 奈々香 人間学部4年
4区(4.8km) 石松 愛朱加 人間学部4年
5区(9.2km) 橋本 和叶 法学部1年
6区(7.6km) 村岡 美玖 法学部3年

MEIJO DIAMOND vol.3「〝日本一奪還〟に手応え!新戦力が台頭、チーム内競争激化」

女子駅伝部応援特設サイト「GOAL WIHT YELL! 」

  • 情報工学部始動
  • 社会連携センターPLAT
  • MS-26 学びのコミュニティ