トップページ/ニュース 経営学部の澤田慎治准教授のゼミ生が考案
「しのおかの桃」の新パッケージを「桃フェア」で披露
本学と協定を締結しているJA尾張中央との1年余りの「共創」の集大成
経営学部の澤田慎治准教授のゼミとJA尾張中央(本店・愛知県小牧市)が共創して考案した特産品の「しのおかの桃」の新しいパッケージが7月18日、愛知県春日井市の産直店舗「ファーマーズマーケットぐぅぴぃひろば」で開催された「桃フェア」でお披露目されました。「しのおかの桃」の販売促進策を提案したゼミの3年生13人が参加して来場者に購入を呼び掛け、新パッケージのタグに日常に寄り添うちょっとしたひと言のスタンプを押すという学生のアイデアも実践し、購入した買い物客らを楽しませました。
シルエットアートの募集に307件 20件をパッケージのデザインに採用
-
200個用意した新パッケージ
-
接客する学生たち
本学と産学連携に関する包括協定を締結している縁でJA尾張中央が昨年4月、澤田ゼミに小牧市篠岡地区の特産品「しのおかの桃」の販売時の箱のパッケージの新たなデザインを依頼しました。澤田ゼミでは単なる色や柄のデザインではなく、課題の発見や問題の解決といった「デザイン思考」でゼロベースから調査・検討を行い、昨年9月と12月に新パッケージに使うシルエットアートを公募することや、産地を盛り上げるプラスアルファのアイデアもJA側に提案しました。
そこで、JA尾張中央では昨年11月からシルエットアートの募集を始め、307件の応募作品の中からJAの職員とゼミ生たちが選考し、「し」と「の」の文字をあしらったデザインや親しみやすいキャラクター風デザインの作品、シンプルな桃のシルエットのデザインなど採用20作品が決まりました。JAと学生で作品の色や配置も検討し、学生たちはシルエットアートの色を白で提案しましたが、JA側の意向でピンクに。座馬楓さんは「ピンクはかわいらしくて、人目につくかなと納得しました」と振り返りました。
そして迎えたこの日の「桃フェア」では、学生たちは分担して、店舗外側のテント下に設けた「しのおかの桃」の販売コーナーや、店内の桃の販売コーナーなどで「名城大学のゼミとのコラボで『しのおかの桃』を販売しています!」などと来場者に声を掛けてアピールしたほか、購入者の接客も担当。桃が5~6個入る新パッケージを200個用意したところ、「声掛けで熱量を伝えることができました!」と堀紘輝さんが力を込めたように、午前9時からの販売でほぼ完売する人気ぶりでした。
「ゼミの提案が『しのおかの桃』がより周知されていく契機になった」と澤田准教授
この「しのおかの桃」の販売コーナーでは、「いつもありがとう」「応援してるよ」といったちょっと寄り添う一言を購入者にスタンプでタグに押してもらうという試みも採り入れました。野崎友利子さんは「『私より甘いかも』『私の"き・桃・ち"です』の一言が『おもしろいね』と言ってもらったりして、おしゃべりできて良かったです」と手応えを教えてくれました。また、座馬さんが「分かりやすく作りました」というイラストと文字で「美容効果が抜群」などと伝える動画をタブレットで流し、栄養が豊富な点など「しのおかの桃」の魅力をアピールしました。
「桃フェア」を終えて、浅井遥太さんは「ターゲットの選定から関わってきたので、桃を買って笑顔で帰ってくれた姿を見てうれしかったです」と語り、福田灯さんも「デザインを見てかわいいと反応してくれて、苦労が報われました」と喜んでいました。学生たちの姿を見守った澤田准教授は「みんな一生懸命に声をかけてくれました。ゼミの提案が『しのおかの桃』をより周知されていく一つの契機になったと思います。また、学生たちが考えた他のアイデアもJAさんの参考になってくれるでしょう」と期待していました。
-
タブレットで動画を流し、寄り添う一言をスタンプで押すアイデアも実践
-
スタンプを押す子ども
JA尾張中央「素敵なパッケージに仕上がり、お客様からも注目していただいた」
JA尾張中央の担当者も、スタンプのアイデアについて「メッセージと一緒に贈り物をするというのは、お客様同士での笑顔の分け合いにつながると感じています」と絶賛。この1年余りの澤田ゼミとの共創を振り返り「デザイン公募を行ってたくさんの方々から応募をいただき、素敵なパッケージに仕上がりました。お客様からも注目していただき、手に持って歩いていると目を引くデザインになったと感じています」と喜び、「来年もこのパッケージを使い、人気品種以外にもスポットが当たる企画を考えたいです」と話しています。
-
ほぼ完売の人気ぶり
-
スタンプの一言を選ぶ市民


